2024年F1オーストリアGP《スプリント&予選》ハイライト動画:通算40回目のポール&優勝で土曜を制したフェルスタッペン
2024年シーズンのFIA-F1世界選手権11戦オーストリアGPのイベント2日目にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、まずはスプリントでポール・トゥ・ウインを飾ると、続く予選ではキャリア通算40回目のポールを獲得。他を寄せ付けない完璧なドライビングで土曜を制した。
予選:ハイライト動画
後続に大差をつけQ3に駒を進めたフェルスタッペンは、1回目のラップで暫定ポールに立つと、最終のフライングラップでも自己ベストを改善して1分4秒314をマーク。2番手ランド・ノリス(マクラーレン)に0.404秒差という圧巻のポールラップを刻んだ。
オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は最終ラップで暫定2番手を記録したものの、ターン6のトラックリミットにより抹消され7番手に後退。ジョージ・ラッセル(メルセデス)が代わってトップ3に入った。
シャルル・ルクレール(フェラーリ)はQ3の最終アタックの際に、最終コーナー手前から大きくコースから飛び出し、タイムを更新することが出来なかった。
2台揃ってトップ10タイムでQ2に駒を進めたRB勢は、角田裕毅が14番手に終わった一方、ダニエル・リカルドはQ3に1000分の15秒と迫る11番手をマークした。
スプリント:ハイライト動画
前日の予選で0.093秒差でポールポジションを獲得したフェルスタッペンはDRSを使うマクラーレンの猛攻に晒され、5周目のターン3でノリスにリードを奪われるも、続くターン4ですぐさま抜き返した。
2人の争いをピアストリが見逃すはずもなく、僅かにロックアップしながらフェルスタッペンがノリスを交わしてターン4を抜けていくと、ノリスの横に並んで高速のターン6にアプローチ。アウト側から追い抜き2番手に浮上した。
ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)は、ターン3で仕掛けた際にロックアップ。アウト側のフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)をコース外に追いやったとして、10秒のタイム加算ペナルティと2点のペナルティポイントを科されて19位に降格となった。
2024年F1オーストリアGP決勝レースは日本時間6月30日(月)22時にフォーメーションラップが開始され、1周4,318mのレッドブル・リンクを71周する事でチャンピオンシップを争う。DAZNとフジテレビNEXTが生配信・生中継する。