後手に回ったと嘆くフェルスタッペン、FP1の一件が痛手に…対フェラーリに0.4秒遅れ
3月22日(金)の2024 F1第3戦オーストラリアGP初日プラクティスを2番手で締め括ったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、FP1で見舞われた車体の損傷によって「後手に回った」と認めた。
ターン10で飛び出し、縁石に乗り上げた事で修復作業を強いられたフェルスタッペンは、FP2序盤の20分強をガレージ内で過ごした。結果、周回数は全車最小の20周に留まった。
「FP1で起きた出来事の影響で今日は少しとっ散らかった1日だった。フロアとシャシーにダメージを負ってしまい、その修復に時間がかかったために後手に回る事になった」とフェルスタッペンは振り返る。
「チームは迅速に作業を終えるという素晴らしい仕事をしてくれたけど、本来ならもう少し走り込みたかったし、ロングランもあまりできなかった。ラップそのものは良かったんだけどね」
トップタイムを刻んだシャルル・ルクレール(フェラーリ)とのギャップは0.381秒と大きく開いたが、レッドブル側に焦りはない。
フェラーリの速さを認めたうえでフェルスタッペンは「微調整できる部分が幾つかある」と述べ、「クレイジーな事はなにもないし、心配する必要もない」と付け加えた。
フェラーリとの差は額面ほど大きくはなさそうだ。ヘルムート・マルコによると、フェラーリは予選シムで最もアグレッシブなエンジンモードを使ったが、レッドブルはそうではなかった。
3回目のフリー走行は日本時間3月23日(土)10時30分から、公式予選は同14時から1時間に渡ってアルバート・パーク・サーキットで開催される。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。