RBの新車「VCARB 01」は格段進歩、シェイクダウンを経て感銘を受ける角田裕毅「表彰台を獲得できたら最高」
2月12日のミサノ・サーキットでのシェイクダウンを経て角田裕毅は、全てが問題なく進んだ事を明らかにした上で、ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1の新車「VCARB 01」は先代と比較して格段に進歩を遂げていると説明した。
ダニエル・リカルドと走行を分担したため、走り込めたのは僅か100kmに過ぎないが、それでも「VCARB 01」は2023年型アルファタウリ「AT04」と比較してドライバビリティが向上していると角田裕毅は評価する。
「コース上での感触はかなり良かったです。VCARB 01での初走行は全てスムーズに進みました」
「去年の同じ時期と比べると既に2、3歩、進歩したように感じています。格段の進歩だと思います」
「なので新たな体制のチームと共に、新しいカラーリングが施された新しいマシンで走るのは本当に楽しかったです」
「全体的にクルマは扱いやすくなっていますし、挙動や特性を含めて突出した問題を感じる事もありませんでした。今のところポジティブな感じです」
新しいシングルシーターの競争力もさることながら、角田裕毅は自身4回目を迎える母国日本でのグランプリを楽しみにしているといい、チームの母国レースで表彰台を獲得できれば最高だと語る。
「それ以外のレースもですが、ホームグランプリは毎年楽しみにしています。他には町並みを含めてテキサス(アメリカGP)も本当に好きで、コースとしてはこの2つが楽しみです」
「チームにとってのホームグランプリであるイタリア・モンツァで良い成績、あるいは表彰台を獲得できたら最高ですね」