F1メキシコGP《初日》ハイライト動画:盤石の王者、つまずいたアストンと不運なサインツ
2023年FIA-F1世界選手権第20戦メキシコGPの初日はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がFP1で刻んだ自身の全体ベストを1秒以上を更新しトップで締め括った。2番手にはランド・ノリス(マクラーレン)が、3番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。
角田裕毅(アルファタウリ)は週末に先立ち、パワーユニット一式と5基目のギアボックスを開封。レースに向けてバック・オブ・ザ・グリッドのペナルティを受け、FP1をジュニアドライバーのアイザック・ハジャーに譲り、FP2からセッションに参加した。
フリー走行1:ハイライト動画
体調不良により開幕前日のメディアデーを欠席したカルロス・サインツ(フェラーリ)は、油圧漏れのトラブルに見舞われた結果、ターン1でコース外に飛び出し、修復のために走行走行時間を失いながらも7番手につけた。
ルーキー起用義務を消化すべく計5チームが若手ドライバーを起用した。
フリー走行2:ハイライト動画
フェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)は新品ソフトでの2周目に360度スピンを喫した。壁との衝突は避けられたものの、1セットがお釈迦となりミディアムでの計測ラップで最下位20番手に沈んだ。僚友ランス・ストロールは左フロントホイールが取り外せない奇妙なトラブルに見舞われ、こちらも18番手に留まった。
角田裕毅は全車最多タイとなる33周を走破。中盤にソフトを履いてクイックラップを走り12番手をマークした。
3回目のフリー走行は、日本時間10月29日(日)2時30分から、公式予選は同6時から1時間に渡ってエルマノス・ロドリゲス・サーキットで開催される。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。