F1日本GP《初日》ハイライト動画:鈴鹿の洗礼、フロービズを浴びるサインツ
2023年FIA-F1世界選手権第17戦日本GPの初日を制したのは前戦シンガポールGPで今季ワーストの5位に留まったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。シャルル・ルクレール(フェラーリ)は0.320秒差で2番手タイムをマーク。FP1で2番手だった好調ランド・ノリス(マクラーレン)は3番手でセッションを終えた。
角田裕毅(アルファタウリ)は1回目のフリー走行で5番手と好発進するも、一転して午後のセッションでは18番手と苦戦を強いられた。
フリー走行1:ハイライト動画
ピットからコースへと出ようとしたところ、前を走行するマクラーレンに塗られていたフロービズが飛んでカルロス・サインツ(フェラーリ)のバイザーに付着するという珍しいシーンがあった。
母国凱旋の角田裕毅はミディアムタイヤでの序盤、アンダーステアが酷いと訴えていたが、終盤にソフトタイヤに履き替えるとフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)を1000分の53秒差で退ける5番手を刻み、応援に駆けつけたファンを沸かせた。
フリー走行2:ハイライト動画
デグナー2個目(ターン9)に苦戦するドライバーが続出。ピエール・ガスリー(アルピーヌ)はセッション残り2分、ロックアップを経て曲がり切れず、グラベルを通り越して左フロントからバリアに衝突した。衝撃は比較的小さかったものの、サスペンションが破損し走行不能となった事から赤旗が振られ、セッションはそのまま終了となった。
3回目のフリー走行は、日本時間9月23日(土)11時30分から、公式予選は同15時から1時間に渡って鈴鹿サーキットで開催される。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。