マクラーレンは当初、オーストリアとイギリスに続く今週末のハンガリーGPにアップグレードの第3弾を持ち込む計画を立てていたが、サマーブレイク明けに延期される見通しだ。

3戦に跨る「大規模オーバーホール」計画は、MCL60の殆ど全ての空力パーツに影響を及ぼす大掛かりなもので、ハンガロリンクではその最終形態がお披露目される予定だった。

だが、ランド・ノリスがシルバーストンで使用したのと同じ最新スペックのフロントウイングをオスカー・ピアストリ用に持ちコマれたのみで、新たな開発パーツは投入されなかった。

チーム代表を務めるアンドレア・ステラは「設計及び製造の観点から、フル仕様を完成させるにはもう少し時間が必要だと気がついた」と説明した。

「したがって我々が実際に目にするのは次の数レース、とりわけシャットダウン後に幾つかの新しいパーツが登場する事になる」

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