最終コーナーを駆け抜けヤス・マリーナ・サーキットのホームストレートに向かうアルピーヌA521、2021年12月11日F1アブダビGP予選にて
Courtesy Of Alpine Racing

F1、新TVグラフィック「Track Dominance」導入…アブダビGPで

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AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)が提供する最新のF1インサイト「Track Dominance(コース・ドミナンス)」が、ヤス・マリーナ・サーキットで行われる2022年シーズンの最終アブダビGP(11月18~20日)でデビューする。

この新たなテレビ放送用のグラフィックは、”パフォーマンス・セクター”に細分化されたコースマップにより、ドライバーがどの場所でライバルに対してゲインしているのかについて視聴者に洞察を与える。

グラフィックにはコースマップと合わせて、各マシンのスピード、サーキットの特定地点におけるドライバー間のデルタタイムが表示される。

また「テレメトリー比較」データを通して、誰がコーナーで時間を稼いでいるのか、誰がストレートでアドバンテージを得ているのかについて、より深く分析することが可能になると言う。

2018年のパートナシップ締結以来、AWSは20の「データ駆動型F1インサイト」によって洞察と分析のための材料を視聴者および解説者に提供してきた。

F1マシンには約300個のセンサーが搭載されており、マシンからピットに送信されるテレメトリーデータ・ポイントは1秒あたり110万個生成される。AWSは70年以上に渡る過去のレースデータと組み合わせる事で様々なインサイトを作り上げている。

F1は11月3日(木)、AWSとのパートナーシップを更新し、新たな「グローバルパートナー」として迎え入れた事を発表。関係を更に強化している。

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