F1日本GP初日ハイライト動画:雨の鈴鹿で角田裕毅がグラベルラリー、シューマッハは激しくクラッシュ
3年ぶりの鈴鹿F1日本GPの初日は生憎の雨となったが、中断を強いられることも、コース上のアクションが大きく途切れる事もなく、各車、雨用タイヤを節約しつつも周回を重ねた。
FP1ハイライト動画
オープニング・セッションでは、2度のF1王者フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)がフェラーリの若者2人を抑えてトップタイムをマークした。
アロンソは1分42秒248を記録。2番手のカルロス・サインツに0.315秒差、3番手のシャルル・ルクレールに0.386秒差をつけた。
もう1台のA522を駆るエステバン・オコンも4位と、アルピーヌが好調ぶりをアピールした。
チェッカーフラッグ後にはミック・シューマッハがダンロップコーナーでクラッシュを喫したが、ハースVF-22の競争力は印象的で、シューマッハは7番手、僚友ケビン・マグヌッセンは5番手を刻んだ。
鈴鹿公式セッションデビューの角田裕毅(アルファタウリ)は16周と、母国の観客を前に誰よりも多く周回を重ねた。F1公式編集の3分26秒のハイライト動画は以下。
FP2ハイライト動画
2回目のフリー走行でタイムシートのトップに立ったのはジョージ・ラッセル。チームメイトのルイス・ハミルトンを従え、メルセデスが1-2フィニッシュで初日を締め括った。
90分間を通して雨脚は変化し続けた。2023年仕様のピレリタイヤテストのためにセッションは30分延長されたもののメキシコGPに延期された。
FP1でクラッシュしたシューマッハはシャシー交換が必要となり、ハース勢はマグヌッセンのみが走行した。
足元がおぼつかない中、角田裕毅はデグナー1でグラベルトラップに飛び出すシーンがあったが、ウォールとの接触は回避。無事にコースに戻って全車最多となる27ラップを走り込み14番手タイムをマークした。
F1公式編集の4分5秒のハイライト動画は以下。
2022年F1日本グランプリ3回目のフリー走行は10月8日(土)12時から、公式予選は同15時から1時間に渡って鈴鹿サーキットで開催される。