フェルスタッペン、0.4秒の大差で最速「かなり良い感じ」前向きな手応え掴む
F1第18戦メキシコGP初日プラクティスをトップタイムで締め括ったレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは「かなり良い感じ」と述べ、前向きな手応え得た様子を見せた。
グランプリ1発目の午前のFP1ではメルセデス勢が1-2発進を決め、フェルスタッペンはソフトタイヤを1セット使ってコンマ1秒遅れの3番手タイムを刻んだ。メルセデスは高地用のデータ収集のために高出力のエンジンモードを使用していたものと見られる。
埃っぽい路面が改善し、チーム間序列が幾らか垣間見れる午後のFP2ではタイムシートの上位の並びが一転。フェルスタッペンは第2・3セクターでチームメイトを含めた他を圧倒し、後続のメルセデス勢にコンマ4秒以上の大差をつけて初日をトップで締め括った。
チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーによると、フェルスタッペンは自身好みのセットアップを見つけ出しているようで、マシンバランスも良好だという。現時点では特筆すべき問題は見当たらず、予選での今季10度目のポールポジションに期待がかかる。
「かなり良い感じ」前向きな手応え掴む
マックス・フェルスタッペンFP2: 1位 1分17秒301 / FP1: 3位 1分18秒464
もちろん、マシンを改善する余地は常にあるわけで、僕らはそのために努力し続けているけど、全体的にはかなり良い状態に見えるし、チームとして本当に良い1日になったと思う。
路面がかなり汚れていたからFP1は苦労したけど、FP2はかなり良くなっていた。
まだ金曜のフリー走行を終えたばかりだから予選でのパフォーマンスを予想するのは難しいけど、競争力を向上させるために検討すべき事は幾つもある。
とは言え、チームとしては良い雰囲気を持って前向きなスタートを切る事ができたと思う。
F1メキシコグランプリ3回目のフリー走行は日本時間11月6日(土)26時から、公式予選は同29時から1時間に渡ってエルマノス・ロドリゲス・サーキットで開催される。