ヨーロッパとアジアを隔てるイスタンブールの「7月15日殉教者の橋」を走行するアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーとレッドブル・ホンダのアレックス・アルボン
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ガスリーとアルボン、F1トルコGPを前に欧州とアジア隔てるボスポラス海峡をF1マシンで爆走

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プレミアムファッションブランド「AlphaTauri(アルファタウリ)」のトルコ市場上陸を記念して、ピエール・ガスリーとアレックス・アルボンがヨーロッパとアジアを隔てるボスポラス海峡の大陸横断都市、イスタンブールの街中をF1マシンで爆走した。

今回のショーランは、F1第14戦トルコGPの開幕を直前に控えた11月11日(水)に行われた。アルファタウリ・ホンダのガスリーとレッドブル・ホンダのアルボンは、2大陸に位置する数少ない都市のひとつであり、何世紀にも渡って東西航路の要であり続けてきたイスタンブールに降り立ち、海峡を通す全長1,560mの吊り橋「7月15日殉教者の橋」の上で史上初めてピットストップとドーナツターンを披露した。

ヨーロッパとアジアを隔てるイスタンブールの「7月15日殉教者の橋」を走行するアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーとレッドブル・ホンダのアレックス・アルボンを捉えた空撮画像

プロジェクト・イスタンブール(トルコ・イスタンブール)でピットストップの準備をするレッドブル・レーシングチーム、2020年11月10日

2020年11月10日にトルコのイスタンブールで行われたProject Istanbullsでパフォーマンスを披露するレッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボン

アルファタウリの前身であるスクーデリア・トロロッソは2006年から2011年にかけて計6回のトルコGPに参戦しているが、リブランド後としては今週末のグランプリがトルコ初参戦となる。このタイミングに合わせて、ファッションブランドとしての「アルファタウリ」がトルコ市場に参入した。

デザイン、上質な素材、機能性、そして革新性の融合をコンセプトに掲げるアルファタウリは世界約90カ国で販売されている。アルファタウリのゼネラルマネージャーを務めるAhmet Mercanは「世界中のファッション業界が困難な時期を強いられる中、こうしてトルコに参入してグローバルビジネスを推進できた事は非常に喜ばしい」との談話を発表した。

2020年11月10日にトルコのイスタンブールで開催されたレッドブル・イスタンブールのショーランイベントのおいて、アルファタウリの店舗で買い物をするピエール・ガスリーとアレックス・アルボン
アルファタウリの店舗で買い物をするピエール・ガスリーとアレックス・アルボン / © Red Bull Content Pool

トルコのイスタンブールで行われたイスタンブール・プロジェクト中にポートレートのためにポーズをとるピエール・ガスリーとアレクサンダー・アルボン、2020年11月10日

9月のモンツァでの初優勝で勢いに乗るガスリーは、イスタンブールの市街地を走り終えて次のように語った。

「象徴的なランドマークの下でF1マシンをドライブするのは、いつだってスペシャルな経験だ。今日はボスポラス海峡大橋の上を走って、瞬く間に2つの大陸の国境を越えた。最高だよ!」

「個人的にはアルファタウリのウェアを凄く気に入っているし、このブランドのカラーを世界中に広める役割を担えるのは本当に光栄だと思ってる」

レッドブル・レーシングにとって、今週末のトルコGPは通算300回目の記念すべきマイレージとなる。トスカーナGPでタイ人ドライバーとして初めてF1の表彰台に上がり、来季シートを懸けて奮闘するアルボンは、ボスポラス海峡の眺めに圧倒されたと述べ、ショーを振り返った。

​「公道でF1マシンを走らせるのは難しいけど同時に楽しい。絶対に経験できないような場所でF1マシンをドライブできて最高だ。橋からの眺めは素晴らしく、何よりも2つの大陸の間をドライブできて嬉しかった」

「イスタンブール・パークは、僕がF1をテレビで見ていた子供の頃に大いに感銘を受けたサーキットの1つなんだ。特にターン8は本当に印象的だ。チームにとっての300回目の節目のレースでステアリングを握る事を楽しみにしているし、日曜日に素晴らしいレースをしてこれを祝いたい」

トルコ・アルナフトキョイの町中をアルファタウリ・ホンダのF1マシンで走行するピエール・ガスリー
トルコ・アルナフトキョイの町中をF1マシンで走行するピエール・ガスリー / © Red Bull Content Pool

イスタンブールの「7月15日殉教者の橋」の空撮画像

2020年11月09日、トルコのイスタンブールで開催されたレッドブル・イスタンブールのショーランで、スルタンアフメット広場を走行するレッドブル・レーシングRB7
スルタンアフメット広場を走行するレッドブル・レーシングRB7 / © Red Bull Content Pool

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