スターティンググリッドにつく20台のF1マシン、2019年F1カナダGP決勝レースにて
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2020 F1シュタイアーマルクGP︰決勝スターティング・グリッド、降格ペナで6番手以降のグリッドが変動

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2020年シーズンのF1世界選手権第2戦シュタイアーマルクGP決勝レースの公式スターティンググリッドが、国際自動車連盟(FIA)より発表された。降格ペナルティなどにより6番手以降のグリッドに変動が生じた。

2戦目にして早くもアレックス・アルボン(レッドブル・ホンダ)とジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)の3名が2基目のパワーユニットコンポーネントの封を切ったが、こちらはいずれも降格の対象外であった。

ギアボックスを丸ごと交換したのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)、ランス・ストロール(レーシングポイント)、そして予選でクラッシュを喫したアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)の4名だ。ジョビナッツィは6戦連続使用義務違反の対象となるため5グリッドが科せられた

なお他のギアボックス関連としては、チェンジギアとドグリングへの物理的損傷を理由にアルボンが2~8番ギアを同じ仕様の新しいものに交換し、ランド・ノリス(マクラーレン)が6番ギアを同じく交換しているが、これらは罰則の対象外となる。

スポーティング・レギュレーション違反でシャルル・ルクレール(フェラーリ)とノリスの2名が降格を受けた。

予選11番手とQ2敗退を喫した跳馬ドライバーは、Q2でクビアトの走行を妨害したとして3グリッド降格ペナルティを受け14番グリッドに。ノリスはFP1でニコラス・ラティフィを原因とするイエローフラッグが振られた際、これを無視したとして3グリッド降格処分を受ける。9番手グリッドへの降格となるが、ノリスにとっては9戦連続のトップ10スタートとなる。

更に決勝レースを1時間後に控え、スチュワードはハースのロマン・グロージャンにピットレーンスタートを命じた。予選を終えたハースがパルクフェルメ規定を破ってグロージャンのマシンに変更を加えたためだ。

ポールポジションはルイス・ハミルトン(メルセデス)。2番グリッドにはレッドブル・リンク3戦連続の2番手スタートとなるマックス・フェルスタッペンが続き、3番グリッドにはキャリア最高位を手にしたカルロス・サインツ(マクラーレン)がつく。

F1シュタイアーマルクGPスターティンググリッド

Pos No Driver Team Qualifying
1 44 L.ハミルトン メルセデス 1(-)
2 33 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 2(-)
3 55 C.サインツ マクラーレン・ルノー 3(-)
4 77 V.ボッタス メルセデス 4(-)
5 31 E.オコン ルノー 5(-)
6 23 A.アルボン レッドブル・ホンダ 7(+1)
7 10 P.ガスリー アルファタウリ・ホンダ 8(+1)
8 3 D.リカルド ルノー 9(+1)
9 4 L.ノリス マクラーレン・ルノー 6(-3)
10 5 S.ベッテル フェラーリ 10(-)
11 63 J.ラッセル ウィリアムズ・メルセデス 12(+1)
12 18 L.ストロール レーシングポイント 13(+1)
13 26 D.クビアト アルファタウリ・ホンダ 14(+1)
14 16 C.ルクレール フェラーリ 11(-3)
15 20 K.マグヌッセン ハース・フェラーリ 15(-)
16 7 K.ライコネン アルファロメオ 16(-)
17 11 S.ペレス レーシングポイント 17(-)
18 6 N.ラティフィ ウィリアムズ・メルセデス 18(-)
19 99 A.ジョビナッツィ アルファロメオ 19(-)
pit 8 R.グロージャン ハース・フェラーリ 20(-)

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