ホンダF1首脳陣、13年ぶりの勝利をファンと関係者に感謝「遂に本当の意味での第一歩を踏み出せた」
レッドブル・ホンダとして初の優勝を飾ったF1オーストリアGP決勝レースを終えて、ホンダF1の首脳陣が関係者及びファンに対して喜びと感謝のメッセージを送った。
パートナーのお膝元レッドブル・リンクで行われたレースでは、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが逆転優勝を飾った。ホンダF1にとっては、2006年の第13戦ハンガリーグランプリでのジェンソン・バトン以来13年ぶり、また、2015年のF1復帰後初めての勝利となった。
シャンパンファイトに興じるフェルスタッペンと田辺豊治テクニカル・ディレクター
ポディウムセレモニーには、ホンダF1の現場統括責任者を務める田辺豊治テクニカル・ディレクターが登壇。フェルスタッペンとのシャンパンファイトを楽しんだ田辺TDは「遂に本当の意味での第一歩を踏み出せました」と満面の笑みを浮かべた。
「まず最初に、昼夜を問わず懸命にパワーユニット開発を続けてくれたHRD-Sakura、HRD-MKの仲間たち、そしてそれを支えてくれた家族の皆様に『やったよ!ありがとう!』と伝えたいです。今日の力強い走りで我々に優勝をもたらしてくれたフェルスタッペン選手、素晴らしいマシンを作ってくれたAston Martin Red Bull Racing、そしてここまで一緒に一歩ずつ前進を続けてきたRed Bull Toro Ross Hondaの仲間たちにも感謝の言葉を送ります」
「これまで色々と応援・サポート頂いたホンダの同僚やサプライヤーの皆様にも御礼申し上げます。そしてなにより、ここまでどんな時でも温かく応援していただいた世界中のホンダファンの皆様、本当にありがとうございました!今日の優勝により、2015年の復帰以来、ようやく本当の意味での一歩を踏み出すことができました。まだまだここから、さらに戦闘力を上げて戦っていきます」
レッドブル・ホンダ初優勝を喜び合うクリスチャン・ホーナー代表と田辺豊治テクニカル・ディレクター
今季より、F1専任のマネージングディレクターとなった山本雅史氏もまた、ファンの厚いサポートに頭を下げて感謝の気持ちを表した。
「皆さん、これまで応援いただきありがとうございました。ようやくここレッドブル・リンク、レッドブルのホームレースで勝つことができました。これも皆さんの応援のおかげだと思っています。ここからまた力を貯めて、後半戦に向けて引き続きプッシュしていきますので、これからも応援よろしくお願いします」