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F1日本GP:ホンダのピエール・ガスリーを含めた計5台が鈴鹿初日を前にギアボックスを交換
FIA国際自動車連盟はF1日本GP初日セッションが終了した5日金曜18時、ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)を含む計5台のマシンが週末に先立ってギアボックス交換を行った事を明らかにした。鈴鹿では概ね1周あたり55回程度のギアチェンジが必要とされる。
メルセデスのバルテリ・ボッタスとザウバーのマーカス・エリクソンは、規約で定められた6レース連続使用の義務を果たし、ルーティンの交換を実施。ピエール・ガスリーは前戦ロシアGPをブレーキトラブルでリタイヤしているため、無条件でギアボックスを交換できる権利を有していた。
レッドブルのダニエル・リカルドとマクラーレンのストフェル・バンドーンは、ロシアGPで予備のギアボックスを使っていたため交換。レギュレーションでは、6戦連続に満たない状況下での交換にはグリッド交換処分を定めているが、今回は該当者なしとなっている。
同じくグリッド降格の対象となるパワーユニット交換の実施車両はゼロ。オーバーテイクが難しい鈴鹿での降格を避けるため、レッドブルとトロロッソ、これにマクラーレンのフェルナンド・アロンソを加えた5台が、予めロシアGPでペナルティを消化している。