フォーミュラ1公式Youtubeアカウントは、1時間37分に渡って繰り広げられた第12戦F1ハンガリーGP決勝レースの模様を7分ジャストにまとめ上げたハイライト動画を公開。予選では豪雨が予測不能のグリッド争いを演出したが、日曜のブタペストは一転。晴れのドライコンディションに恵まれた。

追い抜き困難なハンガロリンクでのレースは、レース序盤と終盤に見所が集結。オープニングラップではザウバーの2台が各々ライバルチームと接触。シャルル・ルクレールが僅か1周目にリタイヤを喫した。6周目にはルノー製パワーユニットを搭載するレッドブルのマックス・フェルスタッペンがエンジントラブルのためにマシンを降りた。

終盤最大のコースアクションは65周目。3番手を走行していたセバスチャン・ベッテル（Ferrari）が前走のバルテリ・ボッタス（Mercedes）にターン2でブレーキング勝負を仕掛け真横に並んだ。イン側にいたボッタスは止まりきれずベッテルと接触。フロントウイングを破損し、その様子を後ろから伺っていたキミ・ライコネンにも前を許す事となった。

メルセデス1-2フィニッシュの夢が絶たれたその3周後。4番手に後退したボッタスに今度はダニエル・リカルドが襲いかかった。ホームストレートエンドでアウト側から仕掛けられたボッタスは、先ほどと同じ様にタイヤをロックアップさせリカルドの横っ腹に激突。立て続けにクラッシュを引き起こした。一件は審議の対象となり、ボッタスにはレース後10秒ペナルティが科せられた。

予選でダブルQ3進出を果たしたトロロッソ・ホンダ勢は、6番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーが6位入賞の大活躍。ミッドフィールド最速の称号を手にした。ガスリーは今季3度目の入賞で8ポイントを加算、ランキング13位に浮上した。

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