ホッケンハイムリンクのマクラーレンのガレージ内で話をするフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーン
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アロンソ「11番手は中団のポールポジション!でもバンドーンの20番手は問題」Mclaren

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F1ドイツGP公式予選に挑んだマクラーレンF1チームは、フェルナンド・アロンソが11番手と健闘した一方、ストフェル・バンドーンは20番手最下位に沈む結果となった。

セッションを終えたアロンソは「11番手はミッドフィールドバトルのポールポジション」と満足感を示す一方、バンドーンが最下位に沈んだ事に触れ「ダブル入賞を目指す以上、ストフェルのマシンに起きている問題を早期に解決する必要がある」と問題視した。

バンドーンは前戦イギリスGPでも原因不明のダウンフォース不足に苦しんでおり、ハンドリング、マシンバランス、グリップ不足といった症状に悩まされていた。同じセットアップを施してもアロンソ車の方には問題が発生せず、マシン固有のトラブルと考えられている。

ダニエル・リカルド(Red Bull)がエンジンペナルティによって最後尾に後退するため、バンドーンは一つ繰り上がり19番グリッドからスタートする事となる。

マクラーレン:F1ドイツGP予選を終えて

フェルナンド・アロンソ予選: 11位, FP3: No Time

11番手で心底満足だよ。中団グループにおけるちょっとしたポールポジションみたいなものだからね。明日のレースでは自由にタイヤを選べるし新品でスタートできる。入賞圏内の近くからスタートするんだから、ポイント獲得の大チャンスさ。接近した戦いになると思うけど、僕らはたいてい日曜の方が若干ペースが良いから、ベストを尽くして良いレースができるよう頑張るよ。

ハミルトンとリカルドがタイム計測しなかった恩恵があったのは間違いないけど、それを差し引いても良い予選になったと思うよ。新しいパーツのおかげでパフォーマンスが改善してきてるのは確かだけど、他の連中もレース毎に前進しているから、ギャップ自体はさほど変わっちゃいない。でも、僕らは正しい方向に向かって進んでいる。次に控える数戦で、より効果的なアップグレードが投入できれば良いね。

マクラーレンとして2台でポイントを取らなきゃならないんだから、ストフェルのマシンに発生してる問題を突き止めなきゃならない。ストフェルはやれるだけの事をやっているが、ここ数戦はマシンにパフォーマンス面での問題が生じてるみたいで、データ上でダウンフォースが減っている事が分かってる。これに対処すべく幾つかのパーツを変更してるんだけど、更に詳しい調査が必要だ。

ストフェル・バンドーン予選: 20位, FP3: No Time

シルバーストンの時と全く同じ状況だよ。コースに出た瞬間から最後尾で、19番手とも差があるような状態だった。週末はずっとこんな感じだったんだけど今日も全く同じだよ。問題を解決するためにかなりの数のパーツを変えたのに…。未だに解決策が見つからずストレスが溜まるよ。

どうやって運転するかを忘れたわけじゃないんだ。僕とフェルナンドのマシンは似たようなスペックなんだけど、僕の側にだけデータ上で問題が出てるんだ。チームは既に色々なパーツを変えて手を打ってくれてはいるんだけど、全く改善できていない。チームは他に何かできる事はないかを探るため、色んなオプションを検討してくれてる。

再優先事項はこの問題の解決策を見つける事だ。明日はポジションが上がることはあっても下がることはないわけで、失うものは何もない。もう少し速さを引き出せる事を祈ってるよ。


ポールポジションはスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテル。母国レースのポイントリーダーが1分11秒212のコースレコードを記録し最前列を手に入れた。2番手はメルセデスAMGのバルテリ・ボッタス。3番手はキミ・ライコネンという結果となった。

2018年F1第11戦ドイツグランプリ決勝レースは、日本時間7月22日(日)22時10分から行われ、1周4574mのホッケンハイムリンクを67周する事で勝敗を決する。

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