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F1と動画配信Netflix、2018年シーズンのF1を扱うドキュメンタリー映画制作を発表
4輪フォーミュラカーの世界最高峰に君臨するF1と、映像ストリーミング配信のNetflix(ネットフリックス)は3月24日、2018年シーズンFIA F1世界選手権のドキュメンタリー映画の制作に着手している事を発表した。作品は全10作のエピソードから構成され、公開は2019年の年初が予定されている。
撮影は既にプレシーズンテストの段階から行われており、セバスチャン・ベッテルやキミ・ライコネン、フェルナンド・アロンソといった世界最速のドライバーの他、チーム代表やチームオーナー、F1を運営する経営陣など、F1に関わる人々を広く扱う。オーストラリアGPではレッドブルとハースの撮影が進められており、チャンピオンシップの舞台裏を映し出す。
80年代後半から90年代にかけてのF1全盛期に不動の人気を誇った天才ドライバー、アイルトン・セナのを扱ったドキュメンタリー映画「アイルトン・セナ 〜音速の彼方へ」を手掛けた映画プロデューサーのジェームス・ゲイ=リースが指揮を執る。
F1の商業面を担当するショーン・ブラッチズは、これまでにない視点でF1史を記録できると述べた上で、潜在的なF1ファンの獲得に有効に作用するだろうとの認識を示した。F1をテーマにしたドキュメンタリーと言えば、今年の初めに、昨シーズンのマクラーレン・ホンダF1チームを描いた「Grand Prix Driver」がAmazon Primeビデオで公開されたばかり。