マイク・クラック
人物データ
名前 | マイク・クラック / Mike Krack |
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国籍 | ルクセンブルク |
生年月日 | 1972年03月18日 / 52歳 |
マイク・クラック(英:Mike Krack)はルクセンブルク出身の自動車エンジニア。2022年よりアストンマーチンF1チームのチーム代表を務める。
ザウバーF1ではチーフエンジニア、ポルシェWECではトラックエンジニアリングの責任者、BMWではモータースポーツ部門のトップを務めた。
1998年7月にテストエンジニアとしてBMWに入社。キャリアをスタートさせた。
2001年にはデータ分析エンジニアとしてザウバーに移籍。2003年12月にフェリペ・マッサのレースエンジニアに昇格すると、BMWザウバー(2006年)になってからはチーフエンジニアを務めた。
2009年1月にBMWザウバーを去ると、今度は英国のF3チーム、ハイテック並びにコレス&ハインツユニオンに籍を移した。ただ、2010年10月にDTM部門のチーフエンジニアとしてBMWに復帰した。
その後、2年1ヶ月を経て2012年末に再びBMWを去ると今度はポルシェに移籍。FIA世界耐久選手権(WEC)チームのトラックエンジニアリング部門の責任者として919ハイブリッドを担当し、1回の優勝と4回の表彰台を獲得した。
2014年にシニア・パフォーマンスエンジニアとしてまたもBMWに戻ると、2018年にレース&テスト・エンジニアリング、オペレーション&オーガニゼーション部門の責任者に就任。2021年までフォーミュラE、GT、ル・マン24時間レースを含むIMSAとWECのLMDh(ル・マン・デイトナ・h)プログラムを統括した。
そして2022年1月14日、オトマー・サフナウアーの離脱に伴いアストンマーティンF1チームのチーム代表に就任することが発表された。
主なキャリア
年 | 概要 |
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1998年 | テストエンジニアとしてBMWに入社 |
2001年 | ザウバーに転籍 |
2003年 | フェリペ・マッサのレースエンジニアに昇格 |
2008年 | ハイテックに移籍 |
2010年 | DTM部門のチーフエンジニアとしてBMWに復帰 |
2012年 | ポルシェに移籍。トラックエンジニアリング部門の責任者に就任 |
2014年 | BMWに復帰 |
2018年 | モータースポーツ部門のトップに就任 |
2022年 | チーム代表としてアストンマーチンF1に移籍 |