タイヤウォーマー
タイヤウォーマーとは、タイヤを暖めるためのカバー。中にニクロム線が入っておりそれが熱くなってタイヤを温める。
レース用タイヤは超高速走行が前提なので、低温時のグリップ性能は低い。タイヤの適正温度が80~100℃。正確にはトップトレッド(タイヤ表面)80℃、サイドウオール(タイヤ側面)100℃。タイヤウォーマーをつけてから適正温度まで上がるには2時間くらいかかる。
スタート直後からグリップを確保するために、スターティンググリッドに着いたマシンには直前までタイヤウォーマーが巻かれている。よくピットストップやスタート直前に取り外される映像がながれますよね~。これはハードタイヤなのか、ソフトタイヤなのか、マシンそれぞれの作戦がウォーマーを取った時にわかるので映されているのだけど。
カバーには間違えないようにLEFTとかRIGHTという形で、ちゃんと書いてある。