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ナット一体型ホイールシステム
ナット一体型ホイールとは、2012年シーズンにフェラーリがピットストップにおけるタイヤ交換のスピードを上げるために導入したホイールリムとナットが一体化されたシステムのこと。これによりフェラーリは、2012年中国GPで2.4秒という記録的なピットストップに成功している。
これまでタイヤを交換するには…
- ナットを緩める作業
- 心棒からホイールを外す作業
の2つの作業を順に行う必要があったが、ナット一体型ホイールではナットを緩めるために使うホイールガンを使ってそのままホイールを心棒から外せるようになっている。またナットとワッシャーがホイールと一体化されているために、タイヤを取り付ける際もトリガーを引くだけで新しいホイールをはめることができる。