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スリックタイヤ
スリックタイヤとは、表面に溝(=サイピング)がないがツルツルしたタイヤのこと。溝付きのタイヤに比べて圧倒的にグリップが大きい。そりゃ接地面が多くなるので当たり前。対義語として、溝のついたタイヤ=グルーブドタイヤがある。
空力やエンジンの性能を必死に高めるよりも、タイヤ性能を高めるほうが圧倒的にコストパフォーマンスがよく結果も出るので、96年を以ってスリックタイヤが禁止された経緯がある。
F1におけるスリックタイヤの歴史
スピード抑制を目的として1997年をもって使用禁止、98年から溝付きタイヤ(=グルーブドタイヤ)に取って代わられ2008年まで禁止されてた。2009年のレギュレーション改正によって、ダウンフォースが大幅に削られることになりタイヤ以外のパフォーマンスが劇的に低下したのを機に復活した。