ウィリアムズF1、2019年の新車「FW42」を2月11日に発表
F1世界選手権に参戦するウィリアムズ・レーシングは2月7日、2019シーズンのフォーミュラ1に投入する新車のカラーリングとデザインを、2月11日(月)に発表する事を明らかにした。これで全10チームの新車発表スケジュールが確定した。
同じ11日はトロロッソ・ホンダが新車「STR14」を発表する予定となっており、ウィリアムズと日程が重複する事になる。発表の形式は明らかにされていないものの、オンライン上での公表が予想される。なお、発表されるのは実車ではなく、ショーカーに2019年仕様のデカールを反映したものとなる。
シャシー名は明らかにされていないもの「FW42」になる見通し。昨年までタイトルスポンサーを務めていたイタリアの酒造メーカー、マルティーニを失ったグローブのチームは、従来の「ウィリアムズ・レーシング」へと名称を変更。今季も変わらずメルセデス製F1パワーユニットを搭載する。
王者メルセデスから移籍したパディー・ロウがウィリアムズで初めて手がけた昨季「FW41」は、パドックの期待とは裏腹に全く機能せず、「グリッド最遅」のレッテルを貼られる始末で、コンストラクターズ最下位という不名誉な成績に終わった。
昨年までステアリングを握っていたランス・ストロールとセルゲイ・シロトキンは共にチームを去り、チームはラリー競技中の壮絶なクラッシュによって長期間に渡り戦線離脱を強いられていたロバート・クビサと、2018年のFIA-F2選手権チャンピオンであるジョージ・ラッセルを起用。ラインナップを一新する。