2015年のレース・オブ・チャンピオンズで優勝しトロフィーを掲げるセバスチャン・ベッテル

セバスチャン・ベッテル、来年1月のレース・オブ・チャンピオンズ参戦に一番名乗り「もはや人生の一部」

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スクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルと元F1ドライバーのデイビッド・クルサードが、年明け1月にメキシコで開催されるレース・オブ・チャンピオンズ(ROC)の参加に名乗りを上げた。ベッテルは2015年に、クルサードは2014年と2018年にそれぞれROCで勝利を収め、世界最速のドライバーの称号を手にしている。

レースオブチャンピオンズはF1、NASCAR、インディカー、ルマン、ワールドラリー、ラリーXなど、様々なシリーズに参戦する世界トップレベルのドライバー達が一同に会し、同一仕様のスーパーカーで競い合う唯一の大会。1988年の初開催から数えて、来年で31回目の大会を迎える。

「またレース・オブ・チャンピオンズに参加出来る事になって嬉しいよ」とベッテル。「F1にステップアップして以降は、ROCに参戦する事が僕のレーシングライフの一環になっている。ROCに参加するドライバーはみんな、このイベントに心を奪われているんだ。なぜなら、ここにはワンメイクのマシンで競い合う純粋な競争があって、自分がレースの世界に足を踏み入れた時の気持ちを思い出させてくれるからなんだ」

「僕よりも若くて才能に溢れるドライバーと戦い、ROCで未だに成功を収められているのは一種のミステリーだね!」とクルサード。かつてウィリアムズ、マクラーレン、レッドブルでF1を戦ったDCは今年47歳を迎えた。

「平均の法則から考えれば、みんなが同じ様に勝利を掴むはずだから、僕もそろそろ落ち目かもしれないけど、簡単に引き下がるつもりはないよ。若造たちに見せつけてやるまでさ」

世界最速のドライバーを決する第31回レース・オブ・チャンピオンズは、2019年1月19日と20日の2日間に渡って、F1メキシコGPの舞台であるエルマノス・ロドリゲス・サーキットで開催される。