カメラに向かってポーズを採るセバスチャン・ベッテル、2023年9月8日(金)に独ニュルブルクリンクのノルドシュライフェで行われたレッドブル・フォーミュラ・ニュルブルクリンクにて
Courtesy Of Red Bull Content Pool

鈴鹿大好きセバスチャン・ベッテル、2023年F1日本GP来訪へ!

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4度のF1ワールドチャンピオン、セバスチャン・ベッテルは、9月22~24日に三重県鈴鹿サーキットで行われる2023年F1第17戦日本GPのために渡日する計画だ。

独「BILD」によるとベッテルはニュルブルクリンクのノルドシュライフェで行われた9月9日(土)のF1ショーランを経てファンに、鈴鹿のパドックを訪れる予定だと明かした。

セバスチャン・ベッテル、2023年9月8日(金)に独ニュルブルクリンクのノルドシュライフェで行われたレッドブル・フォーミュラ・ニュルブルクリンクにてCourtesy Of Red Bull Content Pool

セバスチャン・ベッテル、2023年9月8日(金)に独ニュルブルクリンクのノルドシュライフェで行われたレッドブル・フォーミュラ・ニュルブルクリンクにて

アストンマーチンでのドライブを経て2022年末でF1での現役生活にピリオドを打ったベッテルは、カレンダーの中で「最も好き」なのは鈴鹿サーキットだと公言して止まないグリッド随一の”鈴鹿愛好家”だ。

鈴鹿を愛しすぎているが故の単なる観戦のためなのか、現在取り組んでいる持続可能燃料の可能性を啓蒙するプロジェクトのためなのか、それとも何か他に来日すべき理由があるのか。訪問の目的は分からない。

ベッテルは鈴鹿での日本GPという条件であれば、1戦限りでのF1復帰を「真剣に」検討するとしており、また、日本のレースカテゴリーへの将来的な参戦の可能性を除外していない。

昨年の日本GPの際にベッテルは、全日本スーパーフォーミュラ選手権やスーパーGTなど、日本のレースカテゴリーへの将来的な参戦の可能性について「絶対にないとは言い切れない」と語った。

「ここは無数の理由で最高のサーキットだし、未来がどうなるかなんて誰にも分からない」

「今のところ、そういう予定はないけど、日本では幾つかエキサイティングなレースが行われているだろうし。どうなるだろうね」

ベッテルはこの日、”緑の地獄”を舞台としたイベント「レッドブル・フォーミュラ・ニュルブルクリンク」で、2011年にタイトルを獲得した際の愛機「RB7」と再会。合成燃料(e-fuel)を積み、2013年のミハエル・シューマッハ以来、ノルドシュライフェで現代F1マシンを初めてドライブした。

角田裕毅(アルファタウリ)もまた、ホンダ「NSX GT3 Evo」でノルドシュライフェを走行し、デビッド・クルサードやゲルハルト・ベルガーら元F1ドライバーを含む多くの著名人がニュルに集結した。

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