サングラスに手をかけるアレックス・アルボン、2019年F1アメリカGPドライバーズパレードにてcopyright Getty Images / Red Bull Content Pool

レッドブル、アルボンの成長に感銘「見事なリカバリー、最高のオーバーテイク」F1アメリカGP《決勝》

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3日(日)に行われたF1第19戦アメリカGP決勝を終えて、レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表がレース内容と週末を振り返った。56周の決勝レースでは、メルセデスのバルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウインを果たしたものの、ランキングをリードするルイス・ハミルトンが2位でフィニッシュし、自身6度目のワールドチャンピオンを獲得した。

3位表彰台はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。ハミルトンが1ストッパーを採用したのに対して、ミディアム-ハード-ミディアムと繋ぐ2ストップ戦略で3位フィニッシュした。クリスチャン・ホーナーは次のように語り、決してマシンとの相性が良いとは言えないCOTAで、フロントランナーに引けを取らない走りができた点を評価した。

「今日のマックスは本当に力強いドライビングを見せてくれた。スタートは上手くいったものの、オープニングラップでフロントウイングが損傷してしまったため、ルイス(ハミルトン)の1ストップに対し、2ストップ戦略で行くことにした」

「マックスは、計3回のスティントで終始ボッタスについていき、レース終盤にかけてはハミルトンに対して1秒以内に迫ったが、残り数周で不運にも黄旗が出てしまい、オーバーテイクのチャンスが削がれてしまった。とは言え、オースティンでの力強い週末を3位で締め括れたという言い方ができよう」

5番グリッドのアレックス・アルボンは、オープニングラップのターン1でシャルル・ルクレールとカルロス・サインツに脇を塞がれ接触。マシンにダメージを負ったため予定外のピットインを強いられ、20台の中で唯一、3ストップでレースを戦う事となった。

だが、不運かつ不利な状況に追い込まれながらも、混戦の中団をくぐり抜けて見事5位フィニッシュ。這い上がってみせた。F1昇格からまで一年すら絶たない新人ドライバーの成長ぶりに、クリスチャン・ホーナーは感銘を受けている。

「アレックスの方はスタートで運がなく、ターン1で挟み撃ちに遭ってしまい、1周目にフロントウイングの交換を余儀なくされたわけだが、その後のリカバリーが実に素晴らしかった。幾度となく最高のオーバーテイクを決め、強力なペースで5位にカムバックし、ドライバー・オブ・ザ・デーに選ばれたうえに、チャンピオンシップでも6位に浮上した。彼は着実に成長している」

最後にクリスチャン・ホーナーは、好敵手のドライバーに賛辞を贈った。

「歴史に残る6度目のワールドチャンピオンを決めたルイス・ハミルトンにもおめでとうを言いたい。真の偉業であり、彼に相応しい称号だ」

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