メルセデスW12とバルテリ・ボッタス、2021年10月22日F1アメリカGPにて
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バルテリ・ボッタス「レッドブルが一歩先行していた事は明らか」とするも降格9番手スタートを楽観視

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オースティン現地23日(土)のF1アメリカGP公式予選を4番手で終えたメルセデスのバルテリ・ボッタスは「レッドブルが一歩先行していた事は明らか」とする一方、レースペースは互角との認識を示し、決勝に向けて「楽観視」していると付け加えた。

ボッタスは今季6基目のICE(内燃エンジン)投入による5グリッド降格処分を受け、日曜のレースをピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)の後方、9番手からスタートする。

ボッタスがエンジンレギュレーション違反でペナルティを受けるのは過去4レースで3度目となる。

レッドブルが一歩先行していた事は明らか

バルデリ・ボッタス予選: 4位, FP3: 5位

期待外れの予選だった。レッドブルが一歩先行していた事は明らかで、昨日よりも更にステップアップしているように見えた。

Q3の最初のアタックはOKだったけど、最終セクターの感触があまり良くなかった。2回目の走行でクリーンラップを得ようとしたけど、フロントのロックアップとアンダーステアが更に悪化してタイムを失い、自己ベストを伸ばせなかった。

ペナルティを受けて9番手からのスタートになるけど、レースペースはレッドブルに匹敵するくらい良かったから、前のグリッドに付く他のマシンに対してはペース的にアドバンテージがあると思ってる。

明日は戦略も鍵を握る事になると思う。ポジションを上げていって大量ポイントを懸けて戦えると思っている。長いレースになるだろうね。僕はいつもどおり楽観的だよ。


ポールポジションはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)。3番手はセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)という結果となった。

2021年 F1アメリカグランプリ決勝レースは、日本時間10月25日(月)4時にスタート。1周5516mのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)を56周する事でチャンピオンシップを争う。

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