ホンダF1田辺「クラッシュ然り厳しい週末、気持ちを切り替え決勝での巻き返し目指す」
ホンダF1の現場統括責任者を務める田辺豊治テクニカル・ディレクターが、日本時間7月7日(土)に行われたF1第10戦イギリスGP公式予選を振り返りコメントを発表した。
トロロッソ・ホンダ勢はブレンドン・ハートレーが予選欠場。FP3でのサスペンショントラブルによるクラッシュでマシンが破損。修復が間に合わず予選出走を断念した。同じくクラッシュの影響でFP3での走行を見合わせたピエール・ガスリーは、準備不足のハンデキャップを負いながらも辛うじてQ2に進出。14番手で予選を終えた。
トロロッソは前戦オーストリアGPと今回のイギリスGPに空力の新しい開発パーツを持ち込んでいるが、設計の際に期待されていたパフォーマンスを引き出せておらず、殆どゲインを得られていない難しい状況にある。
F1イギリスGP予選を終えて
田辺 豊治ホンダF1現場責任者
あのような大きなクラッシュにもかかわらず、ブレンドンに怪我がなかった事は幸いでした。ピエールの方は、3回目のフリー走行で十分に走る事ができなかったにも関わらず、予選Q2進出を果たし良い仕事をしてくれました。
チームの方も素晴らしい仕事をしてくれたと思います。彼らは迅速にサスペンションの交換作業を完了させ、予選に間に合わせてくれました。
チームとしてはここまで難しい週末になっていますが、気持ちを切り替えここからは明日の決勝レースに集中し作業を続けていきます。
ポールポジションはメルセデスAMGのルイス・ハミルトン。1000分の44秒差で2番手フェラーリのセバスチャン・ベッテルを退けた。3番手にはキミ・ライコネン。チームメイトには惜しくも1000分の54秒届かなかった。
2018年F1イギリスグランプリ決勝レースは、日本時間7月8日(日)22時10分にスタート。1周5,891mのシルバーストンサーキットを52周する事で勝敗を争う。た。3番手にはキミ・ライコネン。チームメイトには惜しくも1000分の54秒届かなかった。
2018年F1イギリスグランプリ決勝レースは、日本時間7月8日(日)22時10分にスタート。1周5,891mのシルバーストンサーキットを52周する事で勝敗を争う。