予選Q1最速アロンソ「一瞬であっても、P1に名が刻まれるのはいい気分!」F1イギリスGP 2017《予選》

インタビューに応えるフェルナンド・アロンソcopyright McLarenF1

15日土曜に行われたF1イギリスGP予選、ウエットとドライが入り乱れる難しいコンディションとなったQ1で、他車が雨用タイヤを装着する中、アロンソはドライタイヤのスーパーソフトを履き最速タイムを記録した。マクラーレンが予選Q1で最速を記録したのは、2013年のブラジルGP以来であった。

タイムシートの最上部にアロンソの名前が表示されたその瞬間、グランドスタンドからは一際大きな歓声があがった。そのあまりの大声援は、コックピットに座るアロンソの耳にも届いていた。

チームメイトのストフェル・バンドーンがQ3進出を果たした一方で、アロンソはQ2敗退を喫し13番手という結果に終わった。アロンソは各種エンジンパーツの交換によって、明日のレースを20番手、すなわち最後尾からスタートすることになる。

規約では、Q3に進出した上位10台のマシンは、Q2で最速タイムを記録したタイヤでレースをスタートすることが義務付けられているため、Q2でノックアウトしたアロンソは自由にタイヤを選ぶことができる。

アロンソ:イギリスGP予選を終えて

フェルナンド・アロンソ予選: 13位, FP3: 15位

予選Q1の終盤に、オプションタイヤに履き替える作戦を取ったんだけど、これが上手くいったね。その時点で路面コンディションは(ドライとウェットの)ギリギリのラインにあったからアドバンテージを得られたんだ。皆の声援が聞こえてきた時は最高だったよ。ガレージの皆にとっても良かったよね。過去数年に渡って懸命に仕事をしてきた彼らに相応しい事だよ。仮にほんの一瞬であったとしても、タイムシートの最上部に名を連ねるのはいい気分さ。

Q3には進まなかったから、決勝レースではタイヤを自由に選択できるね。僕らはペナルティーのために最後尾からスタートすることになるから、使い古したQ2タイヤで臨むのは理想的とは言えないよ。だから、僕は13位にそこそこ満足してるんだ。

これからは明日のことを考えないとね。今日の僕らは、複雑なコンディション下でかなり競争力があるってことを知らしめたんだ。ウェットとドライが混在するレースはマクラーレン・ホンダの得意とするところさ。明日も今日みたいな天気になると良いね。


2017年第10戦F1イギリスGPの日程・結果・ニュース・サーキットガイドなどの情報については、F1イギリスGP特設ページを参照されたい。

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