雨のイスタンブール・パーク・サーキットを走行するメルセデスのルイス・ハミルトン、2020年F1トルコGP予選にて
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メルセデス:懸念的中…今季初めてポール逃す6-9番手「今日はこれが精一杯」とハミルトン

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「このままだと厳しい」との初日を終えてのアンドリュー・ショブリンの懸念は現実のものとなった。

メルセデスAMGは11月14日のF1トルコGP公式予選で、ルイス・ハミルトン6番手、バルテリ・ボッタスが9番手に留まり、今季初めてポールポジションを逃しただけでなく、今シーズンのワーストリザルトに終わった。ハミルトンの6番手は、14番手に終わった2018年のドイツGP以来最悪の予選結果だ。

ライバルの後塵を拝した理由はタイヤだ。メルセデスW11は初日からタイヤの熱入れに課題を抱えていた。通常であれば2日目に向けて完璧に修正してくるのが英国ブラックリーのチームの圧倒的な強みだが、イスタンブール・パークでの週末ではそうはいかなかった。

トト・ウォルフ代表は「ターマックが新しく舗装されたばかりであった事に加えて、寒いウエットコンディションであった事からタイヤを機能させる事ができなかった。この問題は週末を通して我々がずっと抱えてきたものだが、解決する事が出来なかったために6番と9番に終わった」と語った。

順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
6 ルイス・ハミルトン メルセデス 2:07.599 1:52.709 1:52.560
7 エステバン・オコン ルノー 2:06.115 1:53.657 1:52.622
8 キミ・ライコネン アルファロメオ 2:01.249 1:53.793 1:52.745
9 バルテリ・ボッタス メルセデス 2:07.001 1:53.767 1:53.258

Mercedes:F1トルコGP予選

ルイス・ハミルトン予選: 6位, FP3: 20位

今日はとてもチャレンジングで誰もが苦労していたけど、理由は分からないが僕らよりタイヤに上手く熱を入れられているマシンが何台があった。十分にタイヤを温める事ができずグリップを得る事が出来なかった。

頑張ってベストを尽くしたけど、今日はこれが精一杯だった。明日はチャレンジングなレースになるだろうし、タイヤを上手く機能させるのが難しいとは思うけど全力を尽くすよ。

バルデリ・ボッタス予選: 9位, FP3: 8位

今週末はずっとトリッキーな状況が続いていたけど、今日は特に難しいセッションだった。僕らには素晴らしいクルマがあるけど、最終的にはクルマと地面をつなぐのはタイヤだ。タイヤを上手く機能させられなければグリップは得られず、如何に強力なマシンがあろうが関係なくなってしまう。

今日はタイヤを上手く作動させる事ができたチームが上位に食い込む結果となった。その点で僕らは明らかに力不足だった。Q3で履いたインターミディエイトタイヤは熱が全く入らず苦戦してしまった。

望んでいたグリッドポジションではなかったが、レースを楽しみにしている。失うものは何もないんだからね。


ポールポジションはランス・ストロール(レーシングポイント)。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。3番手はセルジオ・ペレス(レーシングポイント)という結果となった。

2020年 F1トルコグランプリ決勝レースは、日本時間11月15日(日)19時10分にスタート。1周5,338mのイスタンブール・パーク・サーキットを58周する事でチャンピオンシップを争う。

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