ポイント圏内14位でレースを終えてピットレーンを歩く角田裕毅(RBフォーミュラ1)、2024年6月9日(日) F1カナダGP決勝(ジル・ビルヌーブ・サーキット)
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F1カナダ:角田裕毅を召喚…レース無関係の違反の疑いで、3位ラッセルほか計4名と主催者も

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F1カナダGPのスチュワードは2024年6月9日(日)にジル・ビルヌーブ・サーキットで行われた決勝レースを経て、スピンによって残り4周で入賞圏内から転落した角田裕毅(RBフォーミュラ1)を召喚した。現地16時30分より聴聞会が行われる。

デレク・ワーウィックを含む4名の競技審判団によると角田裕毅は、レース前の国歌斉唱セレモニーに遅刻した。

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セルジオ・ペレス(レッドブル)は危険な状態のマシンでコースを周回した疑いで召喚された。予選Q1敗退を喫したペレスはレースを通して終始、フィールド後方を走行。53周目にターン6でスピンを喫してリアを損傷すると、その状態でピットに戻ってリタイヤした。

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3位のジョージ・ラッセル(メルセデス)と4位のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)も招集命令を受けたが、両ドライバー共に完全または主だった過失はないと判断された。

両者は終盤に向けて表彰台争いを繰り広げていた最中、最終シケインで接近。ラッセルがエスケープに飛び出した。

さらに、レース終了前に一部の観客がコースに侵入したとの理由で、イベントプロモーターであるオクタン・レーシング・グループの代表者にも招集の通達が出された。

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