
角田裕毅、マルコからの”連絡不通”の真相―レッドブルF1昇格も音沙汰なく
レッドブル昇格というキャリア最大級の出来事にもかかわらず、ヘルムート・マルコから一切連絡がなかった──そんな角田裕毅の発言が、日本グランプリの週末を前に話題を呼んだ。だが、その裏には思わぬ事情が隠されていた。
このような重要な局面で連絡がないのは極めて異例であり、角田自身も木曜日の会見で「かなり珍しいことですが」と語り、マルコとの「関係は良好」と強調する場面もあった。
角田とマルコ、番号トラブルですれ違い
しかし、鈴鹿入り後に両者はレッドブルのガレージ内で無事に対面した。マルコによれば、どうやら“携帯番号トラブル”があったようだ。
オーストリア放送協会のインタビューに応じたマルコは、「ユーキとは話をしたよ。彼は携帯の番号を3つ持っていて、そのうちの2つがもう使えなくなっていたんだ」と説明した。
「ユーキはレッドブルのファクトリーで準備を終えた後、週の初めに日本へ飛んだ。東京でのイベントもあったし、そこに時差の問題も加わって、うまく連絡が取れなかったんだ」
予選はQ2敗退、それでもマルコは前向き
角田はレッドブル昇格後初の予選でQ2敗退を喫したが、マルコはこの結果を重く受け止めてはおらず、冷静に評価している。
「スピードはあった。ただターン1でミスがひとつ、そしてその後にもう一つあって、それで突破できなかった。あれがなければQ3には進めていたと思う」
マルコは予選前の段階からすでに、角田のフリー走行でのパフォーマンスに好印象を抱いていた。
角田はFP1で僚友マックス・フェルスタッペンに0.107秒差、FP3では0.288秒差、そして予選Q1では0.024秒差に迫った。
「こんなに接近したのは久しぶりだ。これは(今回のリアム・ローソンとの交代を)完全に正当化するものだ」とマルコは評価した。