角田裕毅と宮城光、2024年グッドウッドでホンダF1「RA272」をドライブへ
7月11日~14日の4日間に渡って行われる世界屈指のモータースポーツイベント、2024年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(FoS)で、角田裕毅(RBフォーミュラ1)と宮城光が1965年のホンダRA272をドライブすることが明らかにされた。
これはホンダのF1参戦60周年記念の一環として行われるもので、ホンダは電動スポーツのコンセプト「プレリュード・コンセプト」を欧州初公開するほか、欧州向けEVモデルの「e:Ny1」や、1959年のロードレーサー「RC142」を含むグランプリバイクの展示などを予定する。
そして13日(土)には宮城光が、14日(日)最終日には角田裕毅がそれぞれ、ヒルクライムでRA272をドライブする。
1.5リッターV12エンジンを搭載するRA272は、1965年のF1世界選手権に投入されたマシンで、同年の最終戦メキシコGPでリッチー・ギンサーがホンダにF1初優勝をもたらしたことでも知られる。
同じく14日にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がレッドブルRB16Bでヒルクライムに挑戦する。F1ワールドチャンピオンとしては他に、2005年と2006年の王者フェルナンド・アロンソが新型アストンマーティン・ヴァリアントを、1974年のF1を制したエマーソン・フィッティパルディが当時の愛機マクラーレンM23をドライブする。
フェルスタッペンの僚友セルジオ・ペレスはRB19で、角田裕毅の僚友ダニエル・リカルドは2011年のRB7でヒルクライムを走る。ウィリアムズのアレックス・アルボンとローガン・サージェントは、ケケ・ロズベルグが1982年のチャンピオンシップを制したFW08をドライブする。