
F1復帰戦を経て「夢のようでした」 角田裕毅がファンに伝えたメッセージ…悔しさと感謝、再登板への思い
代役として約8カ月ぶりにF1に復帰した角田裕毅(レーシング・ブルズ)が、2026年F1第12戦オランダGPを終え、再びグリッドに立てた週末への喜びと感謝、ポイントを逃した悔しさをビデオメッセージでファンに伝えた。
SNSを通じて角田はまず、ポイント獲得を逃したことに悔しさをにじませながらも、週末そのものを「本当に楽しめた」と振り、ファンから寄せられた多くの温かいメッセージにも触れ、再びF1に戻りたいとの思いを口にした。
Courtesy Of Red Bull Content Pool
大観衆が見守るザントフォールト・サーキットでフランコ・コラピント(アルピーヌ)をリードする角田裕毅(レーシング・ブルズ)、2026年8月23日(日) F1オランダGP決勝
「皆さん、こんにちは。残念ながらレースでポイントを獲得することはできませんでしたが、今週末は間違いなくすごく楽しめました。できるだけ早くペースをつかめるように手助けしてくれたチームに感謝しています。正直、本当に楽しかったです」
「ファンの皆さんからも、たくさんの温かいメッセージをいただいたと思います。夢のようでした。なので、できるだけ早く戻ってこられたらと思っています」
12番グリッドからスタートした角田は、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)を相手に見事なオーバーテイクを決めるなどして、一時は9番手まで浮上。終盤に向けても10番手を走行していたが、ガスリーに抜き返され、4.682秒差の11位でチェッカーを受けた。
結果としてはノーポイントに終わり、レース後には「言い訳できないミス」を悔やむ様子も見せたが、それでも角田は「一番大事なのは、自分が楽しめたことです」と振り返り、「この機会を与えてくれたレッドブル、そしてレーシング・ブルズにも感謝しています」と語った。
「それからアイザックが順調に回復して、できるだけ早くまた戻ってこられることを願っています。ありがとうございました」
負傷したアイザック・ハジャー(レッドブル)は手首を骨折したとされるが、チームは次戦イタリアGPでの復帰を目標に掲げており、ハジャー陣営も2週間後のモンツァには復帰できる見通しを持っているとされる。
今回のドライバー交代では、ハジャーの欠場を受けてリアム・ローソンがレーシング・ブルズからレッドブルに移り、その空いたシートに角田が入った。そのため、ハジャーが復帰すれば、ローソンがレーシング・ブルズに戻り、角田のシートはなくなる。
2026年F1第12戦オランダGPの決勝レースでは、ランド・ノリス(マクラーレン)がポール・トゥ・ウインを達成。今季2勝目を上げた。レーシング・ブルズから代役参戦した角田裕毅は、入賞圏内に迫るも惜しくも11位と、ポイント獲得とはならなかった。
モンツァ・サーキットを舞台とする次戦イタリアGPは、シーズン第13戦として9月4日のフリー走行1で幕を開ける。