2020年F1トスカーナGPでポールポジションを獲得し拳を突き上げるメルセデスのルイス・ハミルトンcopyright Daimler AG

メルセデス:背後にはレッドブル・ホンダの2台「白熱の戦いが生まれる土壌が揃った」

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メルセデスAMGペトロナスF1チームは9月12日のF1トスカーナGP公式予選で、週末を通して僚友バルテリ・ボッタスに遅れを取っていたルイス・ハミルトンが逆転のファステストを刻み、キャリア通算95回目のポールポジションを獲得した。

週末全体でフィールドを支配していたボッタスは、Q3最後のアタックの際にエステバン・オコン(ルノー)のスピンによるイエローフラッグの影響を受けて計測を断念。不完全燃焼の結末を強いられ2番手に甘んじた。

メルセデスはチームとして予選1-2を達成し、初開催のムジェロでのレースをフロントロー独占のアドバンテージを以てスタートする事になるが、2台の背後には今季最小のギャップでレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとアレックス・アルボンが続く。

トト・ウォルフ代表は、背後に迫るレッドブル・ホンダ勢と5番手につけた1000回目のグランプリ出走を迎えるフェラーリのシャルル・ルクレールに触れて「エキサイティングなレースとなる材料が全て出揃った」と語った。

また、エンジニアリング・ディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンは「今季ここまでこれほどレッドブル・ホンダに接近された事はない」と述べると共に、2台が2列目を占拠した事でミルトンキーンズのチームにはこれまでにない「戦略の幅が生まれる」として、ライバルへの警戒感を口にした。

順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
1 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:15.778 1:15.309 1:15.144
2 バルテリ・ボッタス メルセデス 1:15.749 1:15.322 1:15.203
3 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1:16.335 1:15.471 1:15.509
4 アレックス・アルボン レッドブル・ホンダ 1:16.527 1:15.914 1:15.954

Mercedes:F1トスカーナGP予選

ルイス・ハミルトン予選: 1位, FP3: 2位

この位置に来れて本当に嬉しい。正直なところ、ここまで厳しい週末を過ごしていたからね。

ムジェロは本当にチャレンジングで驚異的なコースだよ。ターン6から9までのコーナーを時速275~285kmで通過するんだけど、その時のGフォースと言ったら正気の沙汰じゃないんだ。

週末を通してずっとバルテリの方が速かったから、僕は自分のラインとセットアップを改善するために裏方で必至に取り組んできた。そして最後に、Q3で全てをまとめ上げる事ができた。2セット目の最後のアタックでは、風が少し強くタイムを更新できなかったけど、1セット目のタイムが十分に良かった。

バルテリが素晴らしい仕事をしていたから刺激とプレッシャーになっていたんだ。だから、こうして予選でペースを上げる事ができて嬉しい。

ここは凄い高速だから明日は難しいレースになるだろうけど、それと同時に面白い戦いにもなると思う。明日を楽しみにしている。

バルデリ・ボッタス予選: 2位, FP3: 1位

ポールポジションを逃してしまって悔しい。これほどの僅差だったにも関わらず、黄旗のせいで最後のラップを諦めなきゃならなかったんだからね。

Q3の最初のラップは大きな問題はなかったものの完璧じゃなかったから、もう一度アタックするのを楽しみにしてたんだけど、残念ながらそのチャンスを得ることは出来なかった。

実際に走ってみる前は、ここでのオーバーテイクは殆ど不可能だと思っていたんだけど、プラクティス中にコース幅が意外と広い事が分かったし、コーナーで様々なラインが取れる事も分かったから、明日はルイスと良いバトルができるよう頑張るつもりだ。それにここのターン1までの距離は長いし、どうなるか興味深いね。


2020年F1トスカーナ・グランプリ決勝レースは日本時間9月13日(日)22時10分にブラックアウトを迎え、1周5245mのムジェロ・サーキットを59周する事でチャンピオンシップを争う。

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