アレックス・アルボン、自己最高位4番手「3戦連続前進!黄旗がなければもっと速く走れた」
12日(土)のF1トスカーナGP公式予選で自己最高位となる4番手タイムを刻んだレッドブル・ホンダのアレックス・アルボンは、3戦連続で予選ラップを改善できているとの認識を示し、満足感を示した。
アルボンがマックス・フェルスタッペンと並ぶ2列目からのスタートとなった事で、チームとしては2台を戦略的に使って最前列のメルセデス勢に対峙する事ができる。クリスチャン・ホーナー代表は「アレックスはF1予選におけるキャリアベストの結果を残した。自信を以て明日のレースに挑んでくれるはずだ」と語った。
順位 | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 |
---|---|---|---|---|---|
2 | ボッタス | メルセデス | 1:15.749 | 1:15.322 | 1:15.203 |
3 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:16.335 | 1:15.471 | 1:15.509 |
4 | アルボン | レッドブル | 1:16.527 | 1:15.914 | 1:15.954 |
5 | ルクレール | フェラーリ | 1:16.698 | 1:16.324 | 1:16.270 |
3戦連続前進、黄旗がなければもっと速く走れた
アレックス・アルボン予選: 4位, FP3: 8位
今日は力強く予選を戦う事ができたと思う。
今のF1マシンで燃料を軽くして走るムジェロは信じがたいほど最高だね。クレイジーだし息を呑むような感覚だった。これからもムジェロのようなサーキットでレースがしたい。
予選4番手は僕のキャリアベストだ。継続的にステップアップ出来ているし満足だよ。スパは良かったし、モンツァはもっと良かった。まだ縮められるタイムがある事は明らかだけど、コンスタントに改善できているし、今日のQ3も最後の黄旗がなければもっと速く走れたと思う。
フリー走行の際は少し自信を失っていたけど、クルマに幾らか変更を加えた事でマシンとの一体感が改善し、その結果自信を以てプッシュできるようになった。
ムジェロはターン1までの距離が長いから、明日のレースではクリーンにスタートを切って、大きな混乱に巻き込まれる事なく単調で退屈なレースができれば良いかな。
ポールポジションはルイス・ハミルトン。2番手にバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスAMGがフロントローを独占した。2列目には3番手にマックス・フェルスタッペン、4番手にアレックス・アルボンが並び、レッドブル・ホンダ勢が占拠した。
2020年F1トスカーナ・グランプリ決勝レースは日本時間9月13日(日)22時10分にブラックアウトを迎え、1周5245mのムジェロ・サーキットを59周する事でチャンピオンシップを争う。