トロロッソ・ホンダSTR13のノーズにプリントされたホンダのロゴ
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トロロッソ・ホンダ「STR14」、FIAクラッシュテスト合格に一番乗り

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トロロッソ・ホンダは1月11日、2019年のFIAフォーミュラ1世界選手権に投入するシャシー「STR14」が、FIA国際自動車連盟のクラッシュテストに合格した事を明らかにした。同テストにパスした事を発表したのはスクーデリア・トロロッソが初めて。一番乗りを上げた。

スクーデリア・トロロッソは今年、兄貴分のレッドブル・レーシングから、リアエンドを主として多数のパーツの供給を受ける。年始早々のテスト合格は、マシン開発が順調に推移している事のあらわれと言える。

F1マシンの製造及び材料に関しては、安全性を最大化するためレギュレーションによって厳格に管理されている。参戦するコンストラクターは例外なく、必要な安全基準をクリアするための厳格な衝撃テストに合格しなければならない。

テストではFIA技術代表の立ち会いのもと、前後左右3方向からマシンに衝撃を与え、サバイバルセルに損傷がないかどうかをチェックする。テストに合格したことで、伊ファエンツァのチームは2月18日からスペイン・カタロニア・サーキットで開催されるプレシーズンテストへの参加チケットを手に入れた。

トロロッソ・ホンダはドライバーラインナップを一新。出戻りのダニール・クビアトと、昨年のFIA-F2選手権で3位に輝いたアレックス・アルボンの新しいコンビで全21戦に挑む。