傘を差してジル・ビルヌーブ・サーキットのパドックを歩くレッドブルのセルジオ・ペレス、2022年6月16日F1カナダGP
Courtesy Of Red Bull Content Pool

雷雨予想のF1カナダGP、FIAが特例措置…3年ぶりのイベントはウェット開始か

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3年ぶりの開催を迎えるF1第9戦カナダGPはウェットセッションで開始される可能性がある。初日金曜の現地17日の天気予報は終日、雷雨となっており、国際自動車連盟(FIA)は特例措置を講じた。

開幕前日のモントリオールは雨に見舞われた。金曜日は夕刻まで雷を伴った嵐となる見通しで、予選が行われる18日(土)も小雨が予想されている。

初日の雷雨予報を受けF1を統括するFIAは安全を理由として急遽、チームに対してガレージをシャットアウトする事を特例として認めた。

F1競技規定ではFP1の開始まで29時間を切った時点から、スクリーンやカバー等、如何なる方法であれマシンを隠してはならないとしている。吹き込む強風や雨から、マシンや機材を守るための措置だろう。

幸いにも雨量は多くはないため、初日フリー走行が中止となる可能性は低そうだ。なお決勝が行われる日曜は晴れ予報となっており、レースはドライが期待される。

コンディションの変化が大きいため、チームはセットアップに頭を悩ませる事になりそうだ。初日は最高気温が24℃程度まで上がるものの2日目は10℃にまで低下する。またレース当日は20℃程度が予想されている。

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