TAG Heuer、クラシックF1「モナコ・ヒストリック」に敬意表す限定モデルを発表
スイスの高級時計メーカー、タグ・ホイヤーがモンテカルロの旧車レース「モナコ・ヒストリック・グランプリ」のオフィシャルスポンサーに就任し、権威あるこの大会とモナココレクションへのオマージュとして、1,000本限定の特別モデル「タグ・ホイヤー モナコ」を発表した。
タグ・ホイヤーは既にF1モナコGP及びモナコ・トップカーズ・コレクション・ミュージアムのオフィシャル・ウォッチパートナーを務めているが、今回新たに”クラシックF1グランプリ”とも言うべき「モナコ・ヒストリック・グランプリ」のオフィシャルスポンサー兼タイムキーパーに就任した。
12回目の今年は5月8日から10日にかけてモンテカルロ市街地コースで開催される予定であったが、5月末のF1モナコグランプリと同様に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で中止された。主催者のモナコ自動車クラブ(ACM)は次回の開催に向けて既に動き出している。
モナコ・ヒストリック・グランプリには例年、50以上の数の自動車メーカーを代表する200台以上のグランプリカーが参加。2年に1度のペースで開催されてきた。歴史的価値とオリジナリティの高さを備える名車が、1930年代から1970年代までの7つのシリーズに分かれて競い合うが、この内の4シリーズは昔のF1マシンを対象としている。
特別にデザインされたエレガントで魅力的溢れるこのクロノグラフは、スリリングなスポーツカーを彷彿とさせる赤と白のカラーコードが特徴的で、真紅の文字盤の1時の位置にはグランプリ・ドゥ・モナコ・ヒストリックのロゴがあしらわれる。
ストラップにはブラックカーフを採用。ステンレス製のケースバックには、その内側に透明なサファイアガラスが配され、洗練された機械式ムーブメント”タグ・ホイヤー・キャリバー・ホイヤー02″を楽しむことが出来る。これにはコラムホイールと垂直クラッチを含む合計168個コンポーネントが使われており、優れた精度と約80時間の驚異的なパワーリザーブを備える。
「タグ・ホイヤー モナコ」はチェッカーフラッグがあしらわれた専用の赤いウォッチボックスに収められ、2000年7月27日より発売される。