トロロッソ・ホンダのアレックス・アルボンが、2019年FIA F1世界選手権第5戦スペインGPに先立って抱負を語った。アルボンは昨年のFIA-F2選手権カタロニアのレース1で5位。レース2では2位表彰台を獲得している。

F1スペインGPの戦いの舞台は、低中高全ての種類のコーナーを持ち、長短双方のストレートを備えるカタロニア・サーキット。ライバルチーム同様に、トロロッソもまたSTR14にアップデートを持ち込む。

ホンダは前戦アゼルバイジャンGPで、スペック2のICE=内燃エンジンを投入。アルボンは、レース中の高出力モードに改善が加えられたホンダの最新型パワーユニットが、テクニカルなこのコースでどのように機能するか楽しみにしているという。

ホンダのSpec2エンジンがどう機能するか楽しみ

アレックス・アルボン

バルセロナはF1カレンダーの中で僕が最も多くレースをした事のあるトラックだ。ジュニアフォーミュラで人気の高いサーキットだし、様々なカテゴリーでレースをしてきた。去年のFIA-F2選手権では、予選でポールポジションを獲得した場所だし、このコースは本当に楽しい。

冬季テストの経験が役に立つだろうね。2月の時点と比べてクルマのフィーリングがどう変わったか楽しみだよ。僕にとってはプレシーズンテストがF1マシンでの初めて走行だったから、あの時は何を期待すべきか全く分かっていなかった。

虱潰しの開発計画を進めていく中で、僕らは今回のレースのために幾つかのアップデートを持ち込む。どうなる事やら凄く楽しみだ。目標は常にトップ10に入ることだ！冬のテストでは力強いペースを発揮できていたから、今週末もその勢いを維持出来たら良いね。

この前のバクーでは、ホンダのエンジンアップデートが投入されたわけだけど、レース中の制御が変わったように思う。スペインでの成績にどのように役立つかぜひ見てみたい。ミッドフィールドは依然として非常にタイトだから、凄く面白い周滅に週末になるだろうね。ヨーロッパでのレースは、家までの移動時間が少なくて済むから嬉しい。シーズンが始まってから家にいたのは5日間しかないんだ！

完走僅か14台に終わった昨年のグランプリでは、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが優勝。2位にバルテリ・ボッタスが続きシルバーアローが1-2。3位表彰台にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが続く結果となった。

F1スペイン・グランプリは、日本時間2019年5月10日(金)18時からのフリー走行1で幕を開ける。

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