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5月14日(日)に行われた第5戦F1スペインGP決勝で、フェラーリのキミ・ライコネンと接触しオープニングラップでレースを終えたレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ライコネンに事故の責任はないと主張する。
スタート直後の1コーナーでコースイン側にいたバルテリ・ボッタスの左フロントとライコネンの右リアが軽く接触、挙動が乱れたライコネンとそのアウト側にいたフェルスタッペンが衝突した。サスペンションを破損したフェルスタッペンとライコネンは僅か1周でリタイヤした。レース後ライコネンは「僕とマックスに出来ることは何もなかったし、後ろからぶつけられたんじゃ避けようがないさ。バルテリに十分なスペースがあったのは明らかだからね」とコメント、非はボッタスにあったと主張している。
フェルスタッペン:スペインGP決勝後コメント
マックス・フェルスタッペン決勝: リタイヤ, 予選: 5位
「決勝のスタートはツイてなかったよ、そこで僕のレースは終わっちゃったんだ。コースアウト側にスペースが空いてたからそっちの方に行ったんだ。もしバルテリがキミに接触しなかったら、僕ら全員にコーナーを抜けるための十分なスペースがあったはずだよ。コントロールを失ったキミが僕に当たってきたけど、彼に過失はないよ。優勝した去年みたいにツキがあることもあれば、今年みたいにそうじゃない時だってあるさ」
「今週投入したアップグレードのおかげで楽しく走れると思ってたし、いい結果を残せると思ってたから、事故の後にレースに加われなかったのは残念だよ。僕にとっては残念なレースだったから、今大事なのは次のモナコに集中することだね。改善し続けることを祈ってるし、良いバトルが出来ればいいね」
事故の詳細については決勝レースハイライト動画が分かりやすい。決勝の順位結果・レース展開については2017年F1スペインGP《決勝》結果とダイジェストを参照されたい。