ハースVF18に乗り込むロマン・グロージャン
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グロージャン「チームメイトとの接触を避けただけ。僕には何も出来なかった」ハース

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5月13日(日)に行われたF1スペインGP決勝レースを終えて、ハースのロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンがそれぞれコメントを発表した。7番グリッドスタートのマグヌッセンが6位入賞を果たし今季2度目のポイント獲得を果たした一方で、グロージャンはシーズン通算3度目のリタイヤを喫した。

オープニングラップの3コーナー、前走するマグヌッセンの進路変更に反応し走行ラインを変更したグロージャンは、瞬間的にダウンフォースを失いマシンをスピンさせた。制御を失ったにも関わらずアクセルを踏み続けたがためにマシンは不用意にコース内に留まり続け、ニコ・ヒュルケンベルグ(Renault)とピエール・ガスリー(Toro Rosso)を巻き込んだ。

失望の最中にレースを終えたグロージャンは、ヒュルケンベルグとガスリーに申し訳なく思うと述べながらも「あの状態では何も出来なかった」と弁明したが、スチュワードはグロージャンに非があるとしてグリッド降格処分を言い渡した

F1スペインGP決勝を終えて

ロマン・グロージャン決勝: リタイヤ, グリッド: 10位

特に何も言う事はないよ。ターン3でリアを失ってスピンをしてしまった。映像を見てもらえれば、チームメイトとの接触を避けようとしていた事が分かってもらえると思う。ケビンが少し挙動を乱してたのが見えたから、スロットルを戻したんだ。そしたらマシンが滑ってしまったんだよ。

巻き込んでしまった他のドライバー達には申し訳なく思うけど、車が一旦ああいった状態になってしまうと何も出来ることはないんだ。ケビンが良いレースをした事はチームにも良かったと思う。クリーンなレースがしたかったけど、今日はそうはならなかった。

ケビン・マグヌッセン決勝: 6位, グリッド: 7位

すごく良いスタートを決められたよ。脇のレッドブルが速いのは分かってたから、彼らとはバトルをしたくなかったし、僕がやるべき仕事は7番手を守りきり、落ち着いてレースをすることだった。オープニングラップの混乱もちゃんと避けられたし、ポジションも守れたから満足してるよ。

力強いパフォーマンスだった。バーレーンの時もそうだけど、ここでのポイント獲得も僕らに相応しい結果だと思う。全レースで入賞しなきゃならないし、それに足るだけのマシンがあると思うけど、ミスや不運が重なって安定的に入賞出来てなかったから、ここで着実にポイントを獲得できて良かったよ。

コンストラクターズで僕らに相応しい位置に戻って来れたのも良かった。今後もレベルアップをしていきながら、安定してポイントを取り続けられるようにしなきゃね。


レースは、ポールシッターのルイス・ハミルトンが圧巻の走りを見せ今季2勝目を手にした。バルテリ・ボッタスが2位に続きメルセデスAMGが1-2。3位表彰台にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが滑り込んだ。

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