ヘルメットを被るハースのロマン・グロージャンcopyright Haas

グロージャンに次戦モナコGPでグリッド降格処分。FIA、スペインGP決勝での多重クラッシュの責任を認定

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F1スペインGPのスチュワードは、5月13日に行われた決勝レースで発生した多重クラッシュの責任はハースのロマン・グロージャンにあるとして、次戦F1モナコGPでの3グリッド降格ペナルティを言い渡した。

オープニングラップの3コーナーで、前走するマシンの進路変更に反応し走行ラインを変更したグロージャンは、瞬間的にダウンフォースを失いマシンをスピンさせた。制御を失ったにも関わらずアクセルを踏み続けたがためにマシンは不用意にコース内に留まり続け、後続のニコ・ヒュルケンベルグ(Renault)とピエール・ガスリー(Toro Rosso)を巻き込んだ。3台のマシンが1周目に消え去る事になった。

スチュワードは、レース後に映像及び関係者からの聞き取り調査などを行い、事故の責任はグロージャンにあると判断、罰則が妥当との裁定を下した。グロージャンにはグリッド降格処分と合わせて、スーパーライセンスに付帯するペナルティポイント2点が加算され、累計5点となった。

FIAが明らかにしたところによれば、グロージャンは、一旦コーナーの外側に飛び出しそうになったマシンがコース上に戻ろうとしたため、そのままコースを横切りイン側へと抜けようとしたのだという。本人曰く、それが最善の安全策だと判断したとのこと。だが、グロージャンが何もしなければマシンがアウト側に飛び出ていたのは明白であり、スチュワードはこの主張を退けた。

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