レッドブルを含む7チームがF1アブダビGPで若手起用義務を消化
シーズン最終戦、ヤス・マリーナ・サーキットで行われるF1アブダビGPではレッドブル、フェラーリ、ハース、マクラーレン、アルピーヌ、ウィリアムズの計6チームが若手起用義務を消化する。
スポーティング・レギュレーションの改定に伴いF1チームは今年、グランプリ出走回数が2回未満の若手ドライバーを、1シーズンに最低2回のレースウィークエンドで起用しなければならない。
レッドブルはF1スペインGPのフリー走行1回目でセルジオ・ペレスに代わってユーリ・ビップスを起用したが、人種差別騒動の末にリザーブドライバーを解任された。
アブダビでは来季、スーパーフォーミュラに参戦予定のリアム・ローソンがマックス・フェルスタッペンに代わってRB18のステアリングを握る。
フェラーリはカルロス・サインツに代えてロバート・シュワルツマンを、マクラーレンはランド・ノリスに代えてパトリシオ・オワードを、アルピーヌはフェルナンド・アロンソに代えてジャック・ドゥーハンを起用する。
アストンマーチンはランス・ストロールに代えてフェリペ・ドルゴヴィッチを、ウィリアムズはスーパーライセンスポイントの上乗せのためにニコラス・ラティフィに代えてローガン・サージェントを、そしてハースは今季末限りでの放出が決まったミック・シューマッハの代わりにピエトロ・フィッティパルディを起用する。
舞台となるヤス・マリーナ・サーキットは昨年、オーバーテイクを促進すべくレイアウトが大幅に改修された。全長は5,554mから5,281mへと273m短くなり、低速コーナーの減少に伴いエンジン全開率は上昇し、ラップタイムは13秒高速化した。
2021年のF1アブダビGPは、最終ラップにルイス・ハミルトン(メルセデス)を交わすという史上最大の劇的大逆転でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が初のタイトルを獲得する結果となった。
F1アブダビGPは日本時間11月18日(金)19時からのフリー走行1で幕を開ける。