インタビューに応じるミック・シューマッハ(ハース)、2022年8月25日F1ベルギーGP
Courtesy Of Haas

ハースF1「将来の成功を祈る」ミック・シューマッハ放出を正式発表…ヒュルケンベルグ復帰

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ハースF1チームは11月17日(木)、2022年のF1最終戦、アブダビGPを以てミック・シューマッハと袂を分かつ事を正式に明らかにした。放出発表の30分後、後任としてのニコ・ヒュルケンベルグ起用が発表された

チーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは「過去数年に渡るミック・シューマッハのチームに対する貢献に感謝したい」と語った。

「ジュニアカテゴリー時代におけるミックの経歴はよく知られるところであり、彼はハースF1チームでドライバーとして成長し続け、今シーズン初めにF1で初めてポイントを獲得するという成功を収めた」

「将来的に別々の道を歩むことを選択したものの、我々はミックのキャリアパスにおける次のステップ、そしてその先の成功を願っている」

23歳のドイツ人ドライバーはF2選手権王者として2020年12月にハースに加わった。過去2シーズンでの最高成績は6位。ヤス・マリーナ・サーキットでの今週末の最終戦を残した現在、12ポイントでドライバーズランキング16位につけている。

シューマッハが2023年のレースシートを得る唯一のチャンスはウィリアムズだが、これはローガン・サージャントがスーパーライセンスを取得できない場合に限られ、メルセデスのリザーブドライバー就任が有力視されている。

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