フェルスタッペン「フェラーリがポールだなんて…予想だにしなかった」F1シンガポールGP《予選》
21日(土)のF1シンガポールGP公式予選を4番手で終えたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは「フェラーリがポールポジションを獲るなんて…予想だにしなかった」と驚いた様子をみせた。
後半戦のフライアウェイ初戦では、大方の予想を裏切って、フェラーリのシャルル・ルクレールがスパとモンツァに続く3戦連続のポールポジションを獲得。フェラーリSF90は低速コーナーを苦手としており、マリーナベイ市街地コースとの相性は最悪とみられていたが、蓋を開ければライバル勢に大きな差をつけた。
恐らくは、ティフォシの多くもポールまでは予想していなかった事だろう。ルクレールに破れ、2番手に留まったルイス・ハミルトンもまた、意外な面持ちで「フェラーリが今日何故速かったのか見当もつかない」とこぼした。
フェラーリがポールなんて予想外
マックス・フェルスタッペン予選: 4位, FP3: 6位
ここに来るまでは、2列目以上のグリッドが狙えるって期待を抱いてたけど、初日にコースに出るやいなや、メルセデスとフェラーリの速さに気付かされた。昨日の段階での僕らは余力を残していたけど、彼らはそれ以上の力を温存しており、今日の僕らにポールポジションに挑戦できるほどの速さはなかった。
マシンバランスは問題ないけど、グリップが不足していたからその原因を分析する必要がある。まさかフェラーリがポールポジションを獲得するなんて思ってもみなかったよ。今日の彼らは素晴らしい仕事をしたよね。僕らももっと頑張らないと。
クルマとの相性が良く、結果が期待できるコースだけに4番手は残念だよ。フロントロウを賭けて戦えると思っていたしね。でもベストは尽くしたし、メルセデスの1台は抑える事が出来た。レースでは何が起きても不思議じゃないから、どうなるか楽しみだよ。
予選では、下馬評で苦戦が予想されていたフェラーリが大方の予想を裏切り、シャルル・ルクレールが3戦連続のポールポジションを獲得。2番手にルイス・ハミルトン(Mercedes)、3番手にセバスチャン・ベッテル(Ferrari)が続く結果となった。
2019年F1第15戦シンガポールグランプリ決勝レースは、日本時間9月22日(日)21時10分から行われ、1周5063mのマリーナベイ市街地コースを61周する事で勝敗を決する。