セルジオ・ペレス「兎に角、離され過ぎ」巻き返しは茨の道、フェラーリの背中遠く
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2023 F1第16戦シンガポールGP初日フリー走行をトップから0.692秒遅れの7番手で終えたセルジオ・ペレス(レッドブル)は、最速フェラーリとのギャップに触れて「兎に角、離れされ過ぎている」と述べ、挽回に向けた挑戦は茨の道になるとの考えを示した。
ペレスはFP2で僚友マックス・フェルスタッペンを上回るタイムを残したものの、「ブレーキングの度にクラッシュしそうだ」と不満を訴え、ブレーキング時の不安定なリアに苦戦し続けた。
1日を振り返ったペレスは「明日までに解明しなきゃならない気になる点が幾つかある状況だ」と語った。
「特にFP2では、クルマのリアエンドにかなり手を焼いたように思う。検討すべき内容は多いけど、予選を前にできるだけベストなセットアップを見いだせればと思ってる」
「フェラーリが良いだろうとは予想してたけど、それにしても僕らはあまりに離され過ぎている。全てを上手くやれれば、明日はもう少しギャップを埋められると思うけど、かなり大変なチャレンジになるだろうね」
「何より重要なのはバランスの改善だ。何しろ今のギャップはあまりに大き過ぎる」
フェラーリはシャルル・ルクレールとカルロス・サインツが初日フリー走行を交互に制し、いずれのセッションも1-2を記録。好調な仕上がりをうかがわせている。
F1シンガポールGPフリー走行2をトップで締め括ったのはカルロス・サインツ。2番手にシャルル・ルクレールが続き、フェラーリが初日1-2を独占した。3番手にはジョージ・ラッセル(メルセデス)が続く結果となった。
3回目のフリー走行は日本時間9月16日(土)18時30分から、公式予選は同22時から1時間に渡ってマリーナベイ市街地コースで開催される。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。