トラブル多発のバンドーンを尻目に、アロンソは8番手と手応え十分「準備はOK!」
F1第15戦シンガポールGP初日プラクティスを8番手で締め括ったマクラーレンのフェルナンド・アロンソは、「大量に走り込めたし自信がついた。ここは予選順位が決定的に重要だけど、準備はOKだ」と語り、予選Q3進出に向けて自信をみせている。
チームメイトのストフェル・バンドーンがFP1でオイルリークとサスペンションの問題を抱え走行わずか11周、20番手最下位に終わる厳しい週末のスタートを切った一方で、アロンソはFP1で23周を走り込み14番手、続くFP2では31周を走破し、トップから1.760秒遅れの1分40秒459で8番手につけた。
予選順位が決定的に重要、準備はOK
フェルナンド・アロンソFP1: 14位, FP2: 8位
ポジティブな金曜日になったよ。市街地をこんなにも速いスピードで走り回るんだから、毎回本当に最高の気分になる。今日は、比較検討のために2台のクルマで違うセッティングを試したんだ。おかげでタイヤとセットアップに関して良いデータを集める事が出来た。今夜はその分析に取り組むつもりだ。
今日は大量に走り込むことが出来て満足してるんだ。走れば走るほど自信がつく。これは市街地コースですごく大事なことだからね。予選Q3に向けた争いは接戦になるだろうね。ここは予選が極めて重要なコースだから、僕らは予選パフォーマンスを再優先事項に作業を進めてるんだ。ここでは路面コンディションの進化が大きいから、この点も注意しなきゃならない。明日の予選に向けた準備はOKだ。
初日をトップで締め括ったのはスクーデリア・フェラーリのキミ・ライコネン。2番手メルセデスのルイス・ハミルトンを1000分の11秒差で退けた。3番手には0.522秒遅れでレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが続く結果となった。
F1シンガポール・グランプリ3回目のフリー走行は、日本時間9月15日(土)19時から20時まで、公式予選は同22時から1時間に渡ってマリーナベイ市街地コースで開催される。