ガスリー、TOP4連取!予選に向けて「かなり自信ある」一方、課題はロングラン
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、12月3日(金)のF1第21戦サウジアラビアGP初日に行われた両セッションで共に、トップ4につける印象的なスピードを見せた。
ガスリーは日中に行われた最初のプラクティスで4番手タイムを刻むと、日没後のFP2では自己ベストを1秒以上縮め、バルテリ・ボッタス(メルセデス)に100分の2秒差の3番手を刻んだ。
初日を振り返ったガスリーは、チームメイトの角田裕毅と同じ様に1ラップでのAT02のペースに満足感を示す一方、ロングランを課題に上げた。
チーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズは、FP2でロングランに対する理解を深めるためのプログラムに取り組んだ事を明かした。
アルファタウリの2台は前戦カタールで、共に予選上位に食い込みながらも決勝では後方に転落。まさかのノーポイントに終わった事で、コンストラクターズ選手権5位を争うライバルのアルピーヌに一気に引き離されてしまった。
予選に向けて「かなり自信ある」
ピエール・ガスリーFP2: 4位 1分29秒099 / FP1: 3位 1分30秒263
このコース、かなり気に入ったよ。コーナーは最高だし、走っているとアドレナリンが大量に湧き出てくるんだ。1日を通してかなり良かったし、今のところ、ペースには凄く満足してる。
僕らは毎回、予選で好調だから、明日に関してはかなり自信がある。まだ改善できる余地があるしね。
でもロングランに関しては、さほど良いってわけじゃないから、日曜日の決勝レースに向けて幾らか取り組んでいかなきゃならない。
初日をトップで締め括ったのはルイス・ハミルトン。2番手に僚友バルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが1-2で初日を締め括った。3番手にはピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が続いた。
2021年F1サウジアラビアグランプリ3回目のフリー走行は日本時間12月4日(土)23時から、公式予選は同26時から1時間に渡ってジェッダ市街地コースで開催される。