アルファロメオ・ザウバーNEWマシンcopyright SauberF1Team

ルクレールとエリクソン、来季アルファロメオ・ザウバーの正ドライバーに就任。新マシンカラーも公開

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12月2日(土)、ザウバーF1チーム(Sauber F1 Team)は、2018年のF1レギュラードライバーとしてシャルル・ルクレールとマーカス・エリクソンを起用する事を発表した。サードドライバーにはアントニオ・ジョヴィナッツィが就任、より強固なものとなったフェラーリとザウバーの関係性が反映された人事となった。

先日11月29日、ザウバーはアルファロメオとの複数年に渡るパートナーシップ締結を発表、これに伴いイタリア・ミラノ近郊のアルファロメオ博物館で記者会見が行われた。この中でフィアット・クライスラーCEOのセルジオ・マルキオンネから来季ドライバーが発表された。

既定路線通り、跳ね馬のジュニアドライバーにして17年F2チャンピオンであるシャルル・ルクレールがシートを獲得。将来の有望株としてフェラーリがプッシュしていたモナコ出身の20歳がF1デビューを手にした。ルクレールは今年ハースとザウバーから計8回金曜フリー走行に出走している。

チームメイトはザウバーの主要株主であるロングボウ・ファイナンスとの深いつながりを持つマーカス・エリクソン、4年目の残留を決めた。アルファロメオとの提携によってエリクソンの残留の可能性は消えたかに思われたが、逆転シート獲得となった。

ルクレールと同じくフェラーリ育成ドライバーで候補に名の挙がっていたイタリア人のアントニオ・ジョビナッツィはサードドライバーに就任、フェラーリの手のかかったドライバー2名がザウバー入りする。今季レギュラーを務めていたパスカル・ウェーレインはシートを喪失、メルセデスの育成ドライバーは残る最後の席ウィリアムズでのF1残留に運命を委ねる。

発表会では来季アルファロメオ・ザウバー(Alfa Romeo Sauber F1 Team)のマシンのカラーリングも披露、白を基調に赤く彩られたエンジンカバー部分にアルファロメオのロゴが入ったマシンが公開された。アルファロメオは、1950年に初開催されたF1世界選手権でニーニョ・ファリーアンが初代チャンピオンを獲得、翌年にはファン・マヌエル・ファンジオが年間王者に輝くなど、F1創世記を作り上げた名門チームとして知られる。

2017年シーズンのザウバーは波乱万丈の一年を過ごした。シーズン序盤にチーム代表を務めていたモニーシャ・カルテンボーンが解任され、元ルノーの代表を務めていたフレデリック・ヴァスールが加入。バスールはカルテンボーン時代に提携が決まっていた18年シーズンからのホンダF1エンジン供給契約を破棄し、フェラーリとの再契約に舵を切った。この段階でルクレールの加入は既に噂されていた。