予選3番手を獲得してトップ3会見場でソファーに座るランス・ストロール(アストンマーチン)、2023年11月3日F1サンパウロGP
Courtesy Of Aston Martin Lagonda Limited

ランス・ストロール「Q1突破すらキツい」F1サンパウロ自身初のQ2越え、チーム一丸で掴んだ”ラッキーではない”3番手

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ランス・ストロール(アストンマーチン)は11月3日(金)のF1サンパウロGP予選で、インテルラゴスで自身初となるQ1突破を果たすと、その勢いを維持して最終Q3にまで駒を進め、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)に続く2列目3番グリッドを獲得した。

2017年のデビューから数えてストロールは、F1キャリアを通してインテルラゴスの予選でチームメイトを上回った事が一度もなかったが、この日はフェルナンド・アロンソを4番手に抑え込んでみせた。

予選を終えたストロールは「クルマのフィーリングはセッションを通して間違いなく良かった」と振り返った。

「でもQ3はかなりトリッキーで、コンディションが大きく変わったとは言え、ラップはかなり悪かった。ロックアップもあったし、エイペックスも幾つか逃した。でも最終的にはトップ3に入るには十分だった。最高の結果だ」

Q1のタイムシート首位から16番手の角田裕毅(アルファタウリ)までは僅か0.497秒に過ぎず、これはノックダウン方式が採用された2006年以降のQ1の歴史の中で、最も小さいマージンだった。

ストロールは「ここは1周が短いし、誰にとってもそうだけど、僕にとってでさえQ1から抜け出すのはキツい。つまり、まだやるべき仕事があるってことだし、それだけ争いがタイトだってことさ」と語った。

1週間前のメキシコGPは18番手でQ1敗退を喫した。ストロールはクルマの感触が「全然違う」と明かす。

「メキシコは標高も高いしグリップも低い。だからあそこで最高の感触を掴む事は誰にもできないと思うけど、僕らに関して言えば間違いなく、ここ最近の中で遥かにクルマのフィーリングが良い」

「終始、バランスは良かったしグリップもあった。後は兎に角、改善を続けていって、週末をクリーンに過ごす事が重要だ。良い感じだよ」

とは言えストロールは、この日の結果がチームの序列を正確に反映したものとは考えておらず、コースに出るタイミングを含め、チーム一丸となって掴み取った結果だと主張する。

「理論上で僕らが3位だとは思っていない。Q3のコンディションは少し、おかしかったしね。でも僕らは上手くやれたと思う。早めにコースに出て、雨が降る前に周回を重ねた。ラップを逃したり、クリーンラップを走れなかったクルマは多かった」

「運が良かったとは思っていない。僕らは自分たちで運を掴んだんだ」


2023年F1サンパウロGP予選ではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得。2番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にランス・ストロール(アストンマーチン)が続く結果となった。

決勝レースは日本時間11月5日(日)26時より行われる。イベント2日目の4日(土)はシュートアウトとスプリントが行われる。セッションの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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