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マクラーレン・ホンダのレースディレクターを務めるエリック・ブーリエが、ロシアGP金曜フリー走行を振り返りコメントを発表した。
1回目のフリー走行のセッション終了間際にストフェル・バンドーンのエンジンにまたもトラブルが発生、チームは2回目のフリー走行に向けてエンジン一式を交換した。この交換作業によってバンドーンは5基目のコンポーネント使用することになった。パワーユニット構成部品を5基以上使用した場合、グリッド降格ペナルティが課されるルールがあるため、バンドーンは決勝レースを15グリッドダウンからスタートすることになる。
マクラーレン:ロシアGP金曜フリー走行を終えて
エリック・ブーリエ
レースディレクター
「FP1とFP2との間に5基目のMGU-Kとターボチャージャーを投入したことで、ストフェルは日曜の決勝で15グリッド降格ペナルティが課せられることになりました。これは言うまでもなく残念なことです。しかし、効率的にエンジン交換をやり遂げたメカニックを賞賛しないわけにはいきません。彼らは実にファンタスティックな仕事をやってのけました。彼らのおかげでストフェルはFP2開始10分のところで走行を再開することが出来たのです。これは極めて印象的でした」
「パワーサーキットの交換を除けば、我々の1日は生産的だったと言えます。新しいコンポーネントを試すことができましたし、それらが期待どおりに作動していると感じています。確かに日曜の決勝レースは厳しいものになるでしょう。ストフェルにとっては特にそうです。ですが我々は仕事に集中して取り組んでいますし、このことはレースでのパフォーマンスを向上させることになるでしょう」
2017年ロシアGPの初日セッションの詳細については、ロシアGP《FP1》結果、及びロシアGP《FP2》結果をそれぞれ参照頂きたい。